PC画面録画ソフトおすすめ比較|無料・制限なしの定番を厳選

PC画面録画ソフトおすすめ比較|無料・制限なしの定番を厳選のイメージ Webツール

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こんにちは、道具しらべの圭です。

PCの操作手順を動画で伝えたいとき、画面録画ソフトの候補はかなりあります。ただ、無料と書かれていても、録画時間が短かったり、ロゴが入ったり、PC内部の音をうまく収録できなかったりするんですよ。

さらに、画面録画の品質は解像度だけでは決まりません。文字の読みやすさ、動きの滑らかさ、マイク音声、ファイル容量、PCへの負荷まで見ておかないと、録画を終えてから失敗に気づくことがあります。

この記事では、Windows標準機能、OBS Studio、ShareX、B’s 動画レコーダー 12、Bandicam、VideoProc Converter AIを比較しました。短い操作説明なら標準機能、長時間録画や細かな設定ならOBS、迷わず録画と簡単な編集を進めたいなら有料ソフトという基準で見ていきます。

  • 無料で使えるPC画面録画ソフトの違い
  • 時間制限やロゴ表示を確認する方法
  • 音声とフレームレートの決め方
  • 用途に合う画面録画ソフトの選び方

PC画面録画ソフトの結論

片付いた机に置いたノートのイメージ

最適なソフトは、録画する長さと完成動画の使い道によって変わります。まずは選択肢を絞れるように、用途別の結論から見ていきましょう。

短い操作説明ならWindows標準機能で十分です。一方、長時間録画、全画面、複数の音声、細かな画質設定が必要なら専用ソフトを選んだほうが失敗を減らせます。

無料ならOBSが第一候補

費用をかけず、録画時間を気にせず使いたいなら、第一候補はOBS Studioです。無料で公開されているオープンソースソフトで、画面全体、指定したウィンドウ、Webカメラ、画像などを組み合わせて録画できます。

PC内部の音とマイクを別々に扱えるうえ、複数の音声トラックを保存する設定も可能です。録画後の編集で声だけを調整したい人や、ゲーム音と通話音声を分けたい人には大きな利点でしょう。

ただし、初回設定には少し時間がかかります。映像の入力元を「ソース」として追加し、保存形式、解像度、フレームレート、音声機器を決めなければなりません。録画ボタンを押すだけで始めたい人には、項目が多く感じられるかも。

それでも、一度設定を作れば次回から使い回せます。最初の手間より設定の自由度を優先する人には、OBSがよく合います。

短い録画は標準機能で十分

ソフトを追加したくない場合は、Windows 11のSnipping Toolや、Windows 10・11で利用できるXbox Game Barが便利です。数十秒から数分ほどの操作案内、エラーの再現、社内への状況共有なら、専用ソフトを導入せずに済ませられます。

Snipping Toolは録画したい範囲を選びやすく、Xbox Game BarはWindowsキー、Altキー、Rキーで録画を開始できます。Xbox Game Barではシステム音とマイクも扱えるため、アプリの使い方を声付きで説明するときにも役立つでしょう。

一方で、Xbox Game Barは基本的にアプリやゲームを対象とする機能です。デスクトップ全体、エクスプローラー、複数ウィンドウを行き来する操作では、思った範囲が録画されない場合があります。

Microsoftも、Windows 11には範囲を選べるSnipping Toolとアプリやゲームを録画するXbox Game Barがあると案内しています。使える範囲や操作方法は更新で変わる可能性があるので、実際の画面も確認してください。(出典:Microsoft「How to record your screen on Windows 11」)

簡単さなら有料ソフト

設定画面を何度も行き来したくないなら、有料の画面録画ソフトが現実的です。録画範囲を選び、音声を確認して開始する流れが見えやすく、初めてでも作業を進めやすい製品がそろっています。

なかでもB’s 動画レコーダー 12は、録画から簡単なカット編集までをわかりやすい画面で進めたい人に向く選択肢です。高機能な配信環境を作るというより、Web会議や操作説明を迷わず保存したい場面に合います。

録画後に変換、圧縮、補正まで進めたいならVideoProc Converter AI、ゲーム映像や指定範囲の録画をわかりやすく管理したいならBandicamも候補です。

◆圭のワンポイントアドバイス

無料か有料かだけで決めるより、録画設定に毎回何分かかるかを考えてみてください。月に何本も作るなら、操作で迷う時間を減らせるソフトへ費用を払う意味が出てきますよ。

おすすめソフトを比較

机に並べた複数の機器のイメージ

ここでは、PCで使いやすい代表的な画面録画ソフトを一覧で比較します。無料版の制限や対応OSは更新されることがあるため、導入前には各公式サイトの最新情報も確認してください。

ソフト 費用 録画時間 音声 操作の難しさ 向いている用途
Snipping Tool Windows標準 明確な短時間制限なし PC音・マイクに対応 簡単 指定範囲の短い説明
Xbox Game Bar Windows標準 設定や環境による PC音・マイクに対応 簡単 アプリ・ゲーム録画
OBS Studio 無料 原則としてソフト側の制限なし 複数入力・別トラック対応 慣れが必要 長時間・高画質・配信
ShareX 無料 原則としてソフト側の制限なし 設定して収録 やや慣れが必要 短い説明・GIF・画像共有
B’s 動画レコーダー 12 有料 保存容量や環境による PC音・マイクに対応 簡単 仕事の説明・講義保存
Bandicam無料版 無料体験 1回10分 PC音・マイクに対応 比較的簡単 短い試用・ゲーム録画
VideoProc Converter AI 有料・無料体験あり 版や条件による PC音・マイクに対応 比較的簡単 録画後の変換・圧縮

表の「制限なし」は、保存容量やPCの連続稼働まで保証する意味ではありません。ソフト側に短い録画時間の上限がなくても、空き容量、ファイル形式、熱、Windowsの更新などで停止する可能性があります。

Windows標準機能

Windows標準機能の魅力は、追加費用とインストール作業が要らないことです。急いで操作を共有したいとき、まず試す価値があります。

Snipping Toolは、画面の必要な部分を四角く指定して録画する用途に便利です。余計な通知や別のウィンドウを映しにくいため、ブラウザ上の操作や設定画面の説明を短くまとめられます。

Xbox Game Barは、開いているアプリやゲームを録画する場面向けです。録画開始と停止をショートカットで操作でき、途中でマイクのオンとオフも切り替えられます。操作が少なく、覚えやすいのがいいところ。

ただ、複数の画面を切り替える手順やデスクトップ全体を見せる動画には不向きです。また、音声を別トラックへ分けて細かく編集する用途にも限界があります。一本の動画としてそのまま共有できる短い録画に使うのが無理のない選択です。

OBS Studio

OBS Studioは、Windows、macOS、Linuxに対応する無料の録画・ライブ配信ソフトです。画面全体だけでなく、特定のアプリ、ゲーム、Webカメラ、画像、文字などを一つの映像へ重ねられます。

例えば、操作画面の右下に自分の顔を表示し、マイクの声とPC内部の音を同時に収録できます。表示内容をまとめた「シーン」を複数作れば、説明画面と休憩画面を切り替えることも可能です。

高画質を狙う場合は、解像度、フレームレート、映像の圧縮方法、画質の基準を細かく設定できます。その反面、値を上げすぎると録画が途切れたり、完成ファイルが極端に大きくなったりします。

OBS公式では、録画や配信に加え、ほぼすべての操作へショートカットを割り当てられると案内されています。複数音声トラックなどの設定は高度な出力モードから行えます。(出典:OBS Project「OBS Studio Overview Guide」)

OBSは録画後の本格的な動画編集を行うソフトではありません。不要部分の削除、字幕、場面転換を作り込む場合は、別の編集ソフトを組み合わせます。

ShareX

ShareXは、Windows向けの無料オープンソースソフトです。画面録画だけでなく、スクリーンショット、長いページの撮影、GIF作成、画像への書き込み、ファイル共有を一つにまとめられます。

録画した映像を大きな作品に仕上げるというより、バグの再現手順や数十秒の操作を素早く共有する用途で便利です。動画では重すぎる内容をGIFにすれば、相手が再生ボタンを押さなくても流れを見せられます。

ただし、機能が多いため、最初は目的の項目を探しにくいかもしれません。音声付き動画では録音元やFFmpeg関連の確認も必要です。録画だけを簡単に済ませたい人には、Windows標準機能のほうが親しみやすいでしょう。

スクリーンショットと短い録画を頻繁に使い、保存や共有まで自分好みに決めたい人には頼れるフリーソフトです。

B’s 動画レコーダー 12

B’s 動画レコーダー 12は、ソースネクストが販売するWindows向け画面録画ソフトです。Web動画、オンライン講義、ウェビナー、操作説明など、PCに表示される範囲を録画する用途に向いています。

録画範囲を決めて開始するまでの流れがわかりやすく、OBSほど多くの設定を作り込まなくても使い始められる点が特徴です。PC音とマイクを含めた説明動画を作り、不要部分を簡単にカットしたい人には扱いやすいでしょう。

一方、テロップの文字起こしや高度な映像編集を中心に考える製品ではありません。公式サポートでも、B’s 動画レコーダー 12には文字起こしとテロップ編集機能がないと案内されています。字幕まで仕上げるなら編集ソフトを併用してください。

録画の設定を細かく学ぶより、仕事で使う説明動画を手早く作りたい人は、B’s 動画レコーダー 12を候補に入れやすいかなと思います。購入前には対応OS、必要容量、利用できる編集機能、最新価格を公式ページで確認しましょう。

Bandicam

Bandicamは、画面の指定範囲、ゲーム、Webカメラや外部機器などを録画できるソフトです。録画中のマウス効果や描画、Webカメラ映像の重ね合わせにも対応し、操作説明とゲーム録画の両方で選ばれています。

無料版は機能を試せますが、1回の録画が10分までで、完成動画にはBandicamのロゴが入ります。そのため、「無料で時間制限なし」という条件には当てはまりません。

10分以内のテスト録画なら、画質や動作を購入前に確かめられます。しかし、公開用の動画や仕事の納品物ではロゴが気になるはず。長時間録画を何度も分割する方法もありますが、あとで結合する手間が増えます。

ゲーム録画や指定範囲の収録をわかりやすい画面で行いたい場合は、Bandicam製品版も選択肢に入ります。なお、仕事や商用での利用は、公式サイトでライセンス条件を必ず確認してください。

VideoProc Converter AI

VideoProc Converter AIは、画面録画に加えて、動画の変換、圧縮、簡単な編集、画質補正などをまとめて扱えるソフトです。画面とWebカメラの同時録画、PC音とマイク音声の収録、録画中の書き込みにも対応しています。

4大機能を一本のソフトに凝縮【VideoProc】

録画だけなら機能が多く感じられるものの、撮った動画を別の形式へ変換したり、容量を小さくしたりする人には便利です。長い操作説明を録画したあと、共有しやすいサイズへ圧縮する作業を一つのソフトで進められます。

ただし、無料体験で利用できる範囲や書き出し条件は、製品の版や時期によって変わる可能性があります。「無料ソフト」と決めつけず、購入前に現在の試用条件を確認してください。

録画と編集を完全に別々のソフトへ任せるのが面倒で、変換や圧縮もよく使うなら選ぶ意味があります。

無料ソフトの制限を確認

机に置いたクリップボードとペンのイメージ

無料と表示された画面録画ソフトでも、使える範囲は同じではありません。料金だけで判断せず、録画時間、ロゴ、音声、商用利用、保存形式を確認する必要があります。

時間制限なしの意味

「画面録画フリーソフトで時間制限なし」と聞くと、何時間でも確実に録画できるように感じます。しかし、実際にはソフトが10分や30分で強制終了しないという意味で使われることが多いです。

長時間録画では、保存先の空き容量、ファイルシステム、PCの発熱、スリープ設定、電源、アプリの不具合が関係します。ソフト側に制限がなくても、PC側の条件で止まることはあります。

OBSやShareXは、一般的な利用で短い録画時間制限を設けない無料ソフトです。ただし、録画時間を保証しているわけではありません。大切な講義や会議なら、いきなり本番を録らず、同じ設定で10分ほど試すのが安全です。

Bandicam無料版のように明確な時間制限がある製品もあります。製品版では制限が外れても、保存容量の確認は必要です。

ロゴと商用利用を見る

無料版では、動画の上部や隅にメーカー名のロゴが付く場合があります。自分用の記録なら困りませんが、顧客向けの操作説明や動画サイトへの投稿では見栄えに影響します。

また、無料でダウンロードできることと、仕事で自由に使えることは別です。個人利用、教育利用、商用利用で条件が分かれる製品もあります。会社のPCへ導入するなら、利用規約とライセンスの種類を確かめてください。

無料版で見るべきなのは、価格だけではありません。「時間制限」「ロゴ」「書き出し画質」「音声」「商用利用」の5項目を並べると判断しやすくなります。

長時間録画の容量

画面録画は、設定によってファイル容量が大きく変わります。静止した資料を映す30fpsの動画と、動きの激しいゲームを映す60fpsの動画では、同じ時間でも必要な容量が違います。

容量は映像の内容、解像度、フレームレート、圧縮方式、ビットレートによって変わるため、一律には言えません。一般的な目安として、フルHDの操作説明なら1時間で数GBになる場合があります。あくまで目安であり、実際の設定で短く録画し、1分あたりの容量から計算するのが確実です。

例えば、5分のテスト動画が250MBなら、単純計算で1時間は約3GBです。安全のため、この数字より余裕を持たせましょう。録画中に容量が尽きると、ファイルが正常に閉じられないおそれもあります。

保存先は空き容量の多いSSDが適しています。外付けドライブへ直接保存する場合は、接続が切れないか、書き込み速度が足りるかも確かめてください。

◆圭のワンポイントアドバイス

長時間録画では、画質を上げる前に保存先を見ます。きれいに撮れても途中で容量が尽きたら使えません。テスト動画の容量を基準に、本番の2倍くらいの余裕を見ておくと落ち着いて録れますよ。

音声録画で失敗しない方法

ノートに置いたクリップマイクのイメージ

映像がきれいでも、声が小さい、PC音が入っていない、音が二重になると説明動画として使いにくくなります。音声は録画開始前の確認が欠かせません。

PC音とマイクの違い

PC音は、動画、ゲーム、通知、会議相手の声など、パソコン内で再生される音です。マイク音は、あなたが話す声や周囲の音を入力したもの。この二つは別の音源です。

操作説明へ自分の声だけを入れたいなら、マイクを有効にしてPC音を切ります。動画の再生音も含めたいなら両方を有効にしてください。会議では相手の音声がPC音、自分の声がマイク音になることが一般的です。

音が二重に聞こえる場合は、スピーカーから出たPC音をマイクが再び拾っている可能性があります。ヘッドホンやイヤホンを使えば、この回り込みを減らせます。

ソフトを選ぶときは「音声対応」という表示だけでなく、PC音とマイクを同時に入れられるか、別々のトラックへ保存できるかまで見てください。

録音機器を確認する

ノートPCには内蔵マイクがありますが、外付けマイクやWebカメラを接続すると、録画ソフトが意図しない機器を選ぶことがあります。録画前に設定画面を開き、話したときに音量メーターが動くか確認しましょう。

声が割れる場合は入力音量が大きすぎます。反対に、波形がほとんど動かないなら小さすぎる状態です。口元とマイクの距離を一定にして、普段の声で短いテストを録ってください。

Bluetoothイヤホンは便利ですが、通話用の音声方式へ切り替わると音質が下がる場合があります。また、接続が不安定だと無音になることも。重要な収録では、有線マイクやUSBマイクも検討できます。

音ズレを減らす

長時間録画では、映像と音声のタイミングが少しずつずれることがあります。PCへの負荷、音声機器、録画設定、無線接続などが原因になり得ます。

まずは不要なアプリを閉じ、映像設定を上げすぎないこと。次に、マイクとPC音のサンプルレートをそろえます。OBSを使う場合は、Windows側とOBS側で44.1kHzまたは48kHzに統一すると確認しやすいでしょう。

録画開始直後に手を一度たたくと、編集時に映像と音を合わせる目印になります。画面上で手元を映せない場合は、マイクへ声を入れながら見えるボタンを押す方法でも構いません。

オンライン会議や通話を録画するときは、参加者へ録画目的と利用範囲を伝え、必要な同意を得てください。サービス側の規約や社内ルールも事前に確認しましょう。

画質とFPSの決め方

画面録画を高画質にするには、解像度だけでなくフレームレートと圧縮設定の釣り合いが大切です。数字を最大にすればよいわけではありません。

操作説明は30fpsが目安

フレームレートとは、1秒間に何枚の画像を記録するかを示す値です。30fpsなら1秒に30枚、60fpsなら60枚の画像で動きを表現します。

ブラウザ、表計算、文書作成、設定画面などの操作説明は、一般的に30fpsが目安です。マウスポインターや画面の切り替えを十分に追いやすく、60fpsより容量と負荷を抑えられます。

静止した資料が中心なら、さらに低いフレームレートでも内容は伝わります。ただ、スクロールやポインターの動きが引っかかって見える場合があるため、迷ったら30fpsから試してください。

文字を読みやすくしたいときは、fpsを上げるより、録画範囲を狭くして文字を大きく映すほうが効果的です。小さな文字を4Kで録っても、視聴時に縮小されたら読みづらさは残ります。

ゲーム録画は60fpsを検討

動きの速いゲーム、スポーツ映像、滑らかなアニメーションを見せたい場合は、60fpsを検討します。カメラが大きく動く場面や素早い操作が、30fpsより滑らかに見えやすくなります。

ただし、60fpsは記録する画像が増えるため、PCへの負荷とファイル容量も増えます。ゲーム自体の動作が重くなり、結果として映像が途切れるなら本末転倒です。

最初はフルHD・60fpsで1分ほど録画し、ゲームの動作、完成動画、音声、容量を確認します。問題があれば画質設定を調整するか、30fpsへ下げましょう。

120fps以上は、スローモーション素材など明確な目的がある場合に限って検討すれば十分です。通常の操作説明や動画投稿では、編集環境や公開先が高いfpsを生かせないこともあります。

高画質と容量を両立する

高画質録画では、元の画面に合った解像度を選ぶことが基本です。フルHDのモニターを使っているなら、まず1920×1080で十分でしょう。必要がないのに4Kへ拡大しても、本来なかった細部が増えるわけではありません。

OBSでは、画質を一定に保つ考え方の設定や、映像ビットレートを指定する設定を利用できます。グラフィック機能によるハードウェアエンコードを使えば、CPUの負担を抑えられる場合もあります。

とはいえ、すべてのPCで同じ設定が最適とは限りません。搭載するCPUやグラフィック機能、録画する内容によって結果が変わります。自動設定を出発点にし、録画統計で処理落ちが出ていないか確認してください。

操作説明はフルHD・30fps、動きの速いゲームはフルHD・60fpsを出発点にすると決めやすくなります。4K録画は、4Kで見せる必要がある場合に選びましょう。

用途に合う選び方

机に並べた2つの機器を見比べるイメージ

ソフト名から選ぶより、録画する内容を先に決めると迷いません。ここでは、よくある用途ごとに向く選択肢を紹介します。

仕事の操作説明を録る

社内向けの短い操作説明なら、Snipping ToolかXbox Game Barから試します。追加ソフトが不要で、相手へ見せたい部分だけをすぐ録画できます。

複数のアプリを行き来する手順、デスクトップ全体、長い研修動画を録るならOBSが適しています。画面、マイク、PC音を管理し、同じ構成で何本も収録できるからです。

一方、設定へ時間をかけたくない場合はB’s 動画レコーダー 12などの有料ソフトが向きます。録画後に最初と最後の余分な部分を切り、すぐ共有する流れを作りやすいでしょう。

顧客へ渡す動画では、通知、メールアドレス、ファイル名、ブックマークなどの映り込みにも注意してください。録画専用のWindowsユーザーやブラウザを用意すると、個人情報を見せる事故を減らせます。

ゲーム映像を録る

ゲームを短く記録するだけならXbox Game Barが手軽です。ショートカットで始められ、別の録画ソフトを立ち上げる手間がありません。

画質や音声を細かく決めたい場合、Webカメラを重ねたい場合、配信にも使いたい場合はOBSが有力です。ゲーム音、マイク、通話音声を分けて保存すれば、編集時の調整もしやすくなります。

操作項目のわかりやすさやFPS表示を重視するならBandicamも候補です。ただし、無料版は10分制限とロゴがあるため、本番用途では製品版の条件と価格を確認しましょう。

録画中の処理落ちが気になるなら、解像度やfpsを一段下げるほか、録画先をゲームとは別のドライブにする方法もあります。PCによって効果は異なるので、実際のゲームで比較してください。

長い講義や会議を残す

長い講義や会議では、ソフトの機能より安定性と確認手順が重要です。OBSのように時間制限を気にせず使えるソフトでも、保存容量や音声入力を見落とせば失敗します。

開始前に5分ほどテストし、映像、相手の声、自分の声、保存先を確認してください。本番中も録画表示と音量メーターをときどき見ます。電源ケーブルを接続し、スリープと自動再起動の設定も確認しましょう。

保存形式は、録画途中で異常終了した場合の影響も考えて選びます。OBSではMKVで録画し、終了後にMP4へ変換する方法が利用できます。MP4へ直接保存するより、異常終了時のファイル破損を避けやすい考え方です。

なお、講義や会議の録画には、内容の著作権、参加者のプライバシー、組織の情報管理が関わります。録画できる技術があっても、自由に保存・公開できるとは限りません。

◆圭のワンポイントアドバイス

大事な収録では、録画ボタンを押しただけで安心しないことです。開始後に保存時間が進んでいるか、音量メーターが動いているかを見る。この数秒の確認で、無音や録り忘れをかなり防げます。

録画前に行う設定

開いたノートとノートパソコンを並べたイメージ

画面録画の失敗は、事前確認で減らせます。ソフトを問わず使える基本的な準備を押さえておきましょう。

短いテスト録画をする

本番と同じ画面、音声、解像度、フレームレートで30秒から1分ほど録画します。完成ファイルを実際に再生し、文字の読みやすさ、音量、音ズレ、マウスポインターを確認してください。

録画ソフト内のプレビューだけでは不十分です。プレビューが滑らかでも、保存された動画が途切れていることがあります。利用予定の動画プレーヤーで再生し、必要なら別の機器でも見ておきましょう。

Web会議を録るなら、相手の声に相当するPC音と自分のマイクを両方テストします。ヘッドホンを使う本番なら、テスト時にも同じヘッドホンを接続してください。

通知と個人情報を隠す

録画中にチャットやメールの通知が出ると、名前や本文が映り込む場合があります。Windowsの通知を一時的に止め、メール、チャット、パスワード管理ソフトなど不要なアプリは閉じましょう。

ブラウザでは、ブックマーク、プロフィール画像、保存済み入力候補、閲覧履歴にも注意が必要です。説明用の別プロフィールやゲスト画面を使うと余計な情報を減らせます。

録画後も、公開前に最初から最後まで確認してください。編集でぼかすより、最初から映さないほうが確実です。

保存先と電源を確認する

録画ファイルの保存先を確認し、十分な空き容量を用意します。クラウドと同期するフォルダーへ直接保存すると、録画と同期が同時に動いて負荷が増えることもあるため、まずローカルへ保存する方法が無難です。

ノートPCは電源へ接続し、省電力機能やスリープで録画が止まらないよう設定します。長時間なら、排気口をふさがず、PCが熱くなりすぎない場所で使ってください。

重要な録画では、Windows Updateの再起動予定も確認します。予定時刻が重なるなら、録画日時をずらすか、組織のルールに沿って更新設定を調整しましょう。

画面録画のよくある質問

机に置いた白いカードの束のイメージ

最後に、PC用の画面録画ソフトを選ぶときによく出る疑問へ回答します。

PC画面録画に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 無料で時間制限なしの画面録画ソフトはありますか?

A. OBS StudioやShareXは、一般的な利用においてソフト側の短い録画時間制限を気にせず使えます。ただし、保存容量、PCの発熱、スリープ、ファイル形式などによって録画が止まる可能性はあります。長時間の本番前には、同じ設定でテストしてください。

Q2. Windowsだけで音声付き画面録画はできますか?

A. できます。Windows 11のSnipping ToolやXbox Game Barでは、環境や設定に応じてPC音とマイクを収録できます。Xbox Game Barはアプリやゲームの録画に便利ですが、デスクトップ全体や複数ウィンドウの録画には制約があるため、目的に合わない場合はOBSなどを使いましょう。

Q3. 画面録画は30fpsと60fpsのどちらがよいですか?

A. ブラウザや仕事用ソフトの操作説明は30fpsが目安です。動きの速いゲームや滑らかさを見せたい映像では60fpsを検討してください。60fpsはPCの負荷とファイル容量が増えるため、短いテスト録画で処理落ちがないか確かめることが大切です。

Q4. PC画面を高画質で録画する設定は何ですか?

A. 操作説明なら、まずフルHDの1920×1080、30fpsを基準にしてください。ゲームなら60fpsも候補です。解像度やビットレートを上げすぎると処理落ちや容量増加につながるため、PCの性能と公開先に合わせて調整します。文字は録画範囲を狭めて大きく見せるほうが読みやすくなる場合もあります。

Q5. 録画するとPCの音が入らないのはなぜですか?

A. 録音元にマイクだけが選ばれ、PC音が無効になっている可能性があります。録画ソフトの音声設定でデスクトップ音声やシステム音声を有効にし、音量メーターが動くか確認してください。Bluetooth機器を接続している場合は、Windowsの出力先と録画ソフトが選ぶ機器が一致しているかも確認しましょう。

自分に合う録画ソフトを選ぶ

PCの画面録画は、短い操作説明ならWindows標準機能で十分です。Snipping Toolは指定範囲、Xbox Game Barはアプリやゲームを素早く録る場面に向きます。

無料で長時間録画し、画質や音声を細かく決めたいならOBS Studioが第一候補です。画面録画に加えてスクリーンショットやGIF作成も使いたいならShareXを検討できます。

一方、設定項目を覚える時間を減らし、録画と簡単な編集をわかりやすく進めたいならB’s 動画レコーダー 12などの有料ソフトが便利です。ゲーム録画の操作性ならBandicam、録画後の変換や圧縮までまとめたいならVideoProc Converter AIも候補になります。

選ぶときは、無料かどうかだけでなく、録画時間、ロゴ、PC音とマイク、fps、編集、商用利用を見てください。そして本番前に短いテスト録画をすること。これが、画面録画でいちばん効く失敗対策です。

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