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こんにちは、道具しらべの圭です。
Chromebookで操作説明やオンライン授業を録画したいとき、最初から画面録画アプリを探す必要はありません。ChromeOSには、画面全体・指定範囲・選択したウィンドウを動画として保存できる機能が標準で用意されています。
しかも、マイクや端末内の音声、前面カメラ、クリック操作の表示まで設定可能です。短い操作案内や自分用の記録なら、標準機能だけで十分でしょう。
この記事では、画面録画の始め方から停止方法、録画したファイルの保存先まで順番に解説します。音声が入らない場合や録画ボタンが見つからない場合の確認箇所もまとめたので、手元のChromebookを操作しながら読み進めてください。
- Chromebookの標準機能で画面録画する手順
- 全画面・範囲・ウィンドウ録画の使い分け
- 録画した動画の保存先と変更方法
- 音声や録画がうまくいかない場合の対処法
Chromebookの画面録画は追加アプリなしで始められます。基本的な録画をしたい人は標準機能を使い、URL共有やコメント、動画管理が必要になった段階で外部サービスを検討するのが無駄の少ない選び方です。
Chromebook画面録画の結論

まず、この記事で押さえておきたい結論をまとめます。画面録画の開始方法と保存先が分かれば、初めてでもそれほど難しくありません。
標準機能だけで録画できる
Chromebookでは、ChromeOSに組み込まれた「スクリーンキャプチャ」から画面を録画できます。一般的なノートパソコン型のChromebookなら、CtrlキーとShiftキーとウィンドウ表示キーを同時に押すと、画面下部に操作バーが現れます。
ウィンドウ表示キーは、四角形の横に線が付いたような図柄のキーです。通常はキーボード上段にあります。Windows用の外付けキーボードを使っていて該当キーがない場合は、CtrlキーとShiftキーとF5キーを押してください。
ショートカットを覚えたくなければ、画面右下の時刻を選択し、クイック設定にある「スクリーンキャプチャ」を開く方法でも構いません。入口が違うだけで、利用する機能は同じです。
表示された操作バーで静止画ではなく動画のアイコンを選び、録画範囲を決めれば準備完了。アプリのインストールや会員登録をせず、すぐに撮影を始められます。
◆圭のワンポイントアドバイス
最初の一本は、数秒だけ録画して音声と映像を再生確認するのがおすすめです。長く録ったあとでマイクがオフだったと気づくと、撮り直しの手間が大きくなります。短い試し撮りなら一分もかかりません。
保存先はダウンロード
標準の画面録画で作成した動画は、初期設定では「ダウンロード」フォルダに保存されます。録画を止めた直後には通知が表示され、そこから動画を開くことも可能です。
通知を閉じてしまっても問題ありません。画面左下のランチャーから「ファイル」を開き、左側にある「マイファイル」、続いて「ダウンロード」を選ぶと録画ファイルを探せます。
Googleの公式案内でも、録画とスクリーンショットはダウンロードフォルダへ保存され、スクリーンキャプチャの設定から保存先を変更できると説明されています。詳しい操作はGoogle「画面のスクリーンショットを撮影または録画する」で確認できます。
ダウンロードフォルダは本体内の保存領域です。端末の容量が少なくなったときにファイルを消してしまわないよう、残しておきたい動画はGoogleドライブなどへ移しておきましょう。
追加アプリが必要な場面
操作手順を動画に残す、自分の声を添えて説明する、撮影したファイルをメールやチャットへ添付するといった用途なら、標準機能で対応できます。まずはこちらを試すのが自然です。
一方、録画直後に共有用URLを発行したい、動画上でチームメンバーからコメントを受けたい、過去の録画をオンライン上で管理したい場合は、標準機能だけでは少々手間がかかります。
そのような場合に候補となるのが、Chromebookに対応したLoomなどの画面録画機能です。ただし、無料プランの録画時間や利用できる編集機能は変更される可能性があるため、事前にプラン内容を確かめておくと安心です。
標準機能で画面録画する方法

ここからは、標準のスクリーンキャプチャを使う手順を詳しく見ていきます。操作バーを開き、録画範囲と音声を設定してから開始する流れです。
操作バーを表示する
録画したいページやアプリを開いた状態で、Ctrl+Shift+ウィンドウ表示キーを同時に押します。画面が少し暗くなり、下部にスクリーンキャプチャの操作バーが表示されたら成功です。
操作バーには、静止画を撮るカメラのアイコンと、動画を録るビデオカメラのアイコンがあります。画面録画ではビデオカメラ側を選択してください。前回使った設定が残っていることもあるため、録画前にアイコンを見直すと安心でしょう。
Chromebookの機種によっては、キーボード上段に専用のスクリーンショットキーが付いています。その場合は専用キーから操作バーを呼び出せます。また、タブレットとして使っているときは、画面右下の時刻からスクリーンキャプチャを選ぶ方法が分かりやすいです。
学校や会社から貸与された端末でも、一般的には同じ手順で開けます。ただし、管理者の設定やChromeOSの状態によって利用範囲が異なる場合があります。
録画範囲を選択する
画面録画には、全画面、一部分、ウィンドウという三つの範囲があります。どれを選んでも基本的な操作は同じですが、映り込む情報と録画後の見やすさが変わります。
| 録画方法 | 向いている用途 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 全画面録画 | 複数のアプリを移動する説明 | 通知や別のウィンドウが映りやすい |
| 一部分の録画 | ページの一部や決まった範囲の説明 | 操作場所が範囲外へ出ると映らない |
| ウィンドウ録画 | 一つのアプリやブラウザ画面の説明 | 別のウィンドウへ移動した内容は映らない |
全画面録画では、デスクトップ全体が記録されます。ブラウザから設定画面へ移るような説明には便利ですが、個人的な通知やブックマークが入り込む可能性もあります。
一部分の録画では、枠を動かして記録する場所を指定します。必要な範囲だけを映せるので、完成した動画がすっきり見える方法です。録画中にマウスポインターが枠の外へ出ても、外側の操作は動画に入りません。
ウィンドウ録画は、選択したアプリやウィンドウだけを対象にします。ほかの画面を見ながら説明したいとき、参照している内容を録画へ入れずに済むのが利点です。
迷ったらウィンドウ録画から試してみてください。余計な情報の映り込みを抑えやすく、操作説明にも使いやすい選択です。
音声とカメラを設定する
操作バーの歯車アイコンを選ぶと、録画に含める音声やカメラなどを設定できます。音声は、端末で再生される音、マイクから入る声、その両方から選択可能です。
ブラウザ上の動画やアプリの音を残したいなら「デバイスの音声」、自分の説明を入れたいなら「マイク」を選びます。動画の音を流しながら自分でも話す場合は「デバイスの音声とマイク」です。
前面カメラをオンにすると、画面の中に自分の映像を重ねられます。顔を見せながら説明する研修動画や授業動画に便利ですが、背景や周囲の人が映らないか確認してから始めてください。
「クリックとキーを表示」をオンにすれば、マウスのクリックや一部のキー操作を視覚的に示せます。どこを選んだのか伝わりやすくなるため、初心者向けの操作案内と相性のよい設定です。
録画前に通知を止めておきましょう。全画面を記録している最中にメールやチャットの通知が現れると、送信者名や本文の一部まで動画に残る場合があります。重要な録画では「サイレントモード」を有効にし、不要なタブも閉じてください。
録画を開始して停止する
全画面録画では画面上の任意の場所をクリックすると録画が始まります。一部分の録画では範囲を決めて「録画」を選び、ウィンドウ録画では対象のウィンドウをクリックしてください。
開始前には短いカウントダウンが表示されます。その間にマウスポインターを最初の操作場所へ移せるので、慌てず準備しましょう。
録画中は画面右下に停止ボタンが表示されます。説明が終わったら、この停止ボタンを押せばファイルが作成されます。キーボードから止めたい場合は、検索キー+Shift+Xでも停止可能です。
停止ボタンを探している時間も録画に含まれるため、完成後にその部分が気になるかもしれません。短い案内動画なら、最後に数秒の余裕を置いてから止めると、あとで末尾を切り取りやすくなります。
音声付きで録画する方法

画面は録れたのに音が入っていない、という失敗は珍しくありません。ここでは、録音する対象ごとの設定と確認方法を解説します。
自分の声を録音する
自分の説明を入れる場合は、スクリーンキャプチャの設定からマイクを選択します。複数のマイクが接続されている端末では、内蔵マイクとヘッドセットなどから使用する機器を指定してください。
声を聞き取りやすくするには、口元とマイクの距離を一定に保つことが大切です。内蔵マイクを使うなら、キーボードを強く打つ音や机をたたく振動も拾いやすいため、録画中の文字入力は必要最小限にするとよいでしょう。
また、Bluetoothイヤホンを使うと、環境や接続状態によって音声が途切れる場合があります。大切な説明を録るときは、内蔵マイクまたは有線マイクでも短いテストを行い、聞き比べてください。
マイクへのアクセスを求める表示が出たら、内容を確認して許可します。許可しなかった場合は、映像だけが保存されて声は入りません。
端末の音を録音する
ブラウザで再生している音やアプリの音を記録したい場合は、音声設定で「デバイスの音声」を選択します。自分の声も必要なら「デバイスの音声とマイク」に切り替えましょう。
ただし、著作権で保護された映像配信サービスなどでは、録画そのものや記録した動画の利用が制限されていることがあります。黒い画面になる場合や音が入らない場合もあるため、各サービスの利用条件に従ってください。
オンライン会議を録画する場合は、機能上録画できるかどうかだけで判断しないことも大切です。参加者の声や顔、共有資料が含まれるため、録画することと利用目的を事前に伝え、必要な同意を得ましょう。
画面の一部分をGIFとして記録する選択肢もありますが、GIFには音声やカメラ映像が入りません。数秒の操作を繰り返し見せたいときはGIF、声や端末音が必要なときはWebM形式の動画を選んでください。
録音状態を事前確認する
本番前には、十秒ほど話しながら試し撮りし、保存した動画を再生します。映像が見えるだけで終わらせず、自分の声、端末の音、音量のバランスまで確認してください。
端末の音とマイクを同時に録る場合、再生音が大きすぎると説明が聞き取りにくくなります。Chromebook側の再生音量を少し下げ、普段よりはっきり話すとバランスを取りやすいでしょう。
試し撮りで無音だったら、スクリーンキャプチャの歯車アイコンを開き、使いたい音声が選ばれているか見直します。そのあと、画面右下の時刻から音声設定を開き、入力機器がミュートになっていないかも確認してください。
録画ファイルの保存先

録画後のファイルがどこにあるのか分からなければ、共有や編集へ進めません。標準の保存場所、保存先の変更、消失を防ぐ方法を見ていきます。
ダウンロードから探す
録画を停止すると、初期設定ではWebM形式の動画がダウンロードフォルダに保存されます。ランチャーから「ファイル」を開き、「マイファイル」の中にある「ダウンロード」を選択してください。
ファイルが多くて見つからない場合は、更新日時の新しい順に並べ替えると探しやすくなります。「最近使用したアイテム」から確認する方法も便利です。
録画直後であれば、画面右下のシェルフに最近作成したファイルのプレビューが表示されることがあります。プレビューを選ぶだけで開けるため、内容をすぐ確認したいときに使ってみましょう。
動画の名前は、ファイルアプリで対象を選び、CtrlキーとEnterキーを押すと変更できます。「操作説明」のような名前だけでなく、日付や対象機能も含めると、あとから探す手間を減らせます。
保存先を変更する
録画を毎回決まった場所へ入れたい場合は、スクリーンキャプチャの設定から保存先を変更できます。Ctrl+Shift+ウィンドウ表示キーで操作バーを開き、歯車アイコンから「フォルダを選択」を選んでください。
そこで指定したフォルダが、以後の画面録画とスクリーンショットの保存先になります。案件別や授業別にフォルダを作っておけば、録画後の仕分け作業も減らせるでしょう。
保存先を変更したことを忘れると、「ダウンロードに動画がない」と戸惑いやすくなります。見つからない場合は、同じ設定画面を開いて現在選ばれているフォルダを確かめてください。
◆圭のワンポイントアドバイス
継続して録画する仕事では、保存先を先に決めるだけでかなり扱いやすくなります。「録画素材」「編集済み」「共有済み」のように分けておくと、古い動画を誤って送るミスも防ぎやすいですよ。
Googleドライブへ移す
本体のダウンロードフォルダだけに残すより、必要な動画はGoogleドライブへ移すほうが安全です。ファイルアプリを開き、動画を左側の「Googleドライブ」内にある保存先へドラッグします。
Googleドライブへ移せば、同じGoogleアカウントでログインしたほかの端末からも利用できます。共有設定を行うことで、ファイルを直接添付せず、相手へリンクを送ることも可能です。
ただし、共有権限を「リンクを知っている全員」にすると、意図しない相手が閲覧できる可能性があります。社内資料や個人情報を含む動画では、閲覧できるアカウントを指定しましょう。
ダウンロードフォルダはChromebook本体の保存領域にあり、空き容量が少ない状態では不要なファイルが削除対象になる場合があります。Googleもダウンロードファイルを一時的なものとして扱うよう案内しているため、大事な録画は早めに別の場所へ移してください。
WebM形式を扱う
Chromebookの標準録画で作られる動画は、基本的にWebM形式です。Chromeなど対応する環境ではそのまま再生できますが、相手の端末や編集ソフトによっては開けないことがあります。
共有相手が再生できるか分からない場合は、先に短いファイルを送って確認するのが確実です。必要なら対応する動画編集サービスや変換ソフトでMP4などへ変換します。
ただし、変換サービスへ動画をアップロードすると、外部のサーバーへ内容を送ることになります。社外秘の画面、顧客情報、アカウント情報が映っているファイルを、利用条件の分からないサービスへ上げるのは避けてください。
録画できない場合の対処法
ショートカットを押しても反応しない、音声が入らない、保存した動画が見つからない場合は、原因を一つずつ切り分けます。
録画メニューが出ない
最初に、押しているキーを確認しましょう。静止画のショートカットはCtrl+ウィンドウ表示キーですが、詳しい撮影機能を開くにはShiftも必要です。Ctrl+Shift+ウィンドウ表示キーを同時に押してください。
外付けキーボードにはウィンドウ表示キーがないことがあります。その場合はCtrl+Shift+F5を試します。それでも開かなければ、画面右下の時刻からスクリーンキャプチャを選べるか確認してください。
メニュー自体が見当たらない場合は、ChromeOSを更新して再起動します。学校や会社の管理対象端末では、機能や設定が管理者によって制限されている可能性もあるため、担当者への確認が必要です。
音声が録音されない
映像だけ記録されるときは、録画前の音声設定が「オフ」になっていないか見直します。自分の声ならマイク、再生中の音ならデバイスの音声を選んでください。
次に、Chromebookの音声入力設定で正しいマイクが指定されているか確認します。ヘッドセットを抜いたあとも、使えない機器が入力先として残っている場合があります。
マイクを使う別のアプリが起動しているなら、一度終了してから試しましょう。再起動によって音声機器の一時的な不具合が直ることもあります。
なお、GIF録画を選んでいる場合は設定ミスではありません。GIFには音声が保存されないため、音が必要なら動画録画へ切り替えます。
動画が保存されない
録画を停止したのにファイルが見つからない場合は、まずファイルアプリの「最近使用したアイテム」を確認します。そのあと、ダウンロードフォルダと、スクリーンキャプチャで指定した保存先を順番に見てください。
保存領域の空きが少ないと、録画が正常に保存されない可能性があります。画面右下の時刻から設定を開き、「デバイス」「ストレージ管理」と進んで空き容量を確認しましょう。
不要な動画やダウンロードファイルを削除するときは、必要なものまで消さないよう注意してください。先にGoogleドライブや外部ストレージへ移し、移動先で開けることを確かめてから元ファイルを削除すると安心です。
映像が黒く表示される
特定の動画配信サービスや保護されたコンテンツでは、録画した映像が黒くなる場合があります。これは故障ではなく、不正な複製を防ぐ仕組みによる可能性があります。
保護を回避する方法を探すのではなく、サービスが用意している共有機能やオフライン再生機能を利用してください。教材や社内システムを録画するときも、提供元の規約と組織の決まりを先に確認しましょう。
通常のウェブページまで黒くなる場合は、端末を再起動し、ChromeOSを更新してから再度短い録画を行います。一部分、ウィンドウ、全画面を切り替えると、どの条件で問題が起きているか判断しやすくなります。
標準機能以外の選択肢

標準機能は手軽ですが、すべての用途に向くわけではありません。共有や編集を頻繁に行うなら、ChromeOSのスクリーンキャストや外部サービスも候補になります。
スクリーンキャストを使う
ChromeOSの「スクリーンキャスト」アプリでは、画面や音声を記録し、文字起こしとともに共有できます。録画中に画面へ書き込んだり、録画後に不要な部分をカットしたりできるため、授業や詳しい操作説明に向いています。
Googleの案内では、ChromeOSバージョン104以降の端末で利用でき、管理対象アカウントでは管理者が無効にしている場合があるとされています。利用条件や編集方法はGoogle「スクリーンキャスト アプリを使用して録画、共有する」を参照してください。
単に動画ファイルを作りたいだけなら標準のスクリーンキャプチャのほうが簡単です。一方、話した内容を文字でも探したい、説明動画をリンクで見せたいならスクリーンキャストが便利でしょう。
Loomを検討する場面
LoomはChrome拡張機能から画面やカメラを録画し、オンライン上へ保存できる画面録画サービスです。録画後に共有リンクを発行でき、閲覧者のコメントや絵文字による反応も受け取れます。
そのため、動画ファイルを毎回アップロードする作業を減らしたい人や、チーム内で説明動画を何度も共有する人に向いています。録画からURL共有までを一つの流れで済ませたい場合は、標準機能との差を感じやすいでしょう。
ただ、外部サービスではアカウント作成が必要になり、動画がクラウド上に保存されます。仕事で使うなら、保存場所、公開範囲、退職者のアカウント管理なども確認しなければなりません。
無料プランには録画時間や保存本数などの制限が設けられることがあります。料金や機能は変わるため、申し込む時点の公式情報を確認してください。
用途に合わせて選ぶ
一度きりの操作説明や、自分で保管する短い記録なら標準機能で十分です。追加費用がかからず、アカウントを増やさずに使えます。
授業や研修で文字起こしを使いたい場合は、ChromeOSのスクリーンキャストが候補です。学校や会社の端末では管理者による利用制限も確認しましょう。
複数人へ何度も動画を送り、コメントを受けながら進めるなら、LoomなどのChrome対応画面録画サービスを比較する意味があります。
選択の基準は録画そのものではなく、録画後に何をするかです。ファイルを保存できればよいなら標準機能、文字起こしならスクリーンキャスト、URL共有やコメントまで必要なら外部サービスと考えると選びやすくなります。
録画前に確認したい注意点

画面録画は目に見えている情報をそのまま残します。撮影操作だけでなく、映り込みや保存容量、共有範囲まで考えておきましょう。
個人情報を映さない
録画を始める前に、メール、チャット、顧客情報、パスワード管理画面などを閉じてください。ブラウザのタブ名やブックマークだけでも、会社名や案件名が分かることがあります。
通知を止め、デスクトップに置いたファイル名も確認します。全画面録画で不安がある場合は、一部分またはウィンドウ録画を使うと映り込む範囲を減らせます。
自分では問題ないと思った画面でも、共有相手が増えるほど情報が広がる可能性は高まります。送信前に最初から最後まで一度再生し、不要な情報がないか確認してください。
相手の同意を確認する
オンライン会議や授業には、自分以外の声、顔、名前、発言内容が含まれます。技術的に録画できるとしても、無断で記録したり公開したりしてよいとは限りません。
録画前に目的、保存期間、共有する相手を伝え、必要な同意を得てください。会社や学校で定められた情報管理のルールがある場合は、そちらを優先します。
公開予定の動画では、参加者名だけでなく、画面共有された資料の著作権や機密性にも注意が必要です。判断できないときは公開を急がず、管理者や権利者へ確認しましょう。
空き容量を確保する
画面録画を続けるほどファイルサイズは大きくなります。必要容量は画面の内容や録画時間によって変わるため、「何分なら必ず大丈夫」と一律には言えません。
長めの録画をする前は、ストレージ管理で空き容量を確認してください。録画中に容量が不足すると、説明を終えてもファイルを正常に保存できない可能性があります。
長時間の会議を一本で撮るより、テーマごとに区切る方法もあります。撮り直しや共有がしやすくなり、必要な部分を探す時間も短くできるでしょう。
◆圭のワンポイントアドバイス
画面録画は、始め方より終わったあとの管理で差が出ます。録画前に保存先とファイル名の付け方を決め、録画後すぐ内容を確認する。この小さな習慣だけでも、動画が見つからない失敗をかなり減らせます。
画面録画のよくある質問

最後に、Chromebookの画面録画で特に迷いやすい点へ短く回答します。
Chromebook画面録画のFAQ
Q1. Chromebookは無料で画面録画できますか?
A. はい。ChromeOSの標準スクリーンキャプチャを使えば、追加料金や外部アプリなしで画面を録画できます。Ctrl+Shift+ウィンドウ表示キーを押し、動画アイコンと録画範囲を選んでください。
Q2. 録画した動画はどこに保存されますか?
A. 初期設定では、ファイルアプリ内のダウンロードフォルダに保存されます。見つからない場合は「最近使用したアイテム」と、スクリーンキャプチャの設定にある現在の保存先を確認してください。
Q3. Chromebookの内部音声も録音できますか?
A. スクリーンキャプチャの設定で「デバイスの音声」を選択すると、端末で再生される音を含められます。自分の声も必要なら「デバイスの音声とマイク」を選び、録画前に短いテストを行いましょう。
Q4. Chromebookは何時間まで録画できますか?
A. 標準録画では、実際に録画できる長さが端末の空き容量や動作状況に左右されます。長時間の録画前にはストレージを確認し、重要な収録では内容を分けて保存するのがおすすめです。
Q5. 録画した動画をすぐ共有できますか?
A. 保存した動画をGoogleドライブへ移せば、共有権限を設定してリンクを送れます。録画直後のURL発行やコメント機能を重視するなら、Loomなどの外部サービスも候補ですが、料金と公開範囲を確認してから利用してください。
Chromebook画面録画のまとめ
Chromebookでは、標準のスクリーンキャプチャを使って画面録画できます。基本的な操作はCtrl+Shift+ウィンドウ表示キーで操作バーを開き、動画アイコン、録画範囲、音声設定を選ぶだけです。
- 標準機能なら無料で画面を録画できる
- 全画面・一部分・ウィンドウから範囲を選べる
- マイクとデバイス音声を設定できる
- 初期の保存先はダウンロードフォルダ
- 保存先はスクリーンキャプチャの設定で変更できる
- 重要な動画はGoogleドライブなどへ移す
- URL共有やコメントが必要な場合だけ外部サービスを検討する
短い操作説明や自分用の記録なら、追加アプリを入れる必要はありません。まず標準機能で一本試し撮りし、映像、音声、保存先を確認してみてください。
そのうえで、録画後の共有や共同作業に手間を感じたら、スクリーンキャストやLoomを検討すれば十分です。あなたが必要としているのは「録画できること」だけなのか、それとも「録画したあとに簡単に共有できること」までなのか。そこを基準に選ぶと、余計なサービスを増やさずに済みます。

