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こんにちは、道具しらべの圭です。
MacBookで操作手順を動画にしたいとき、まず試したいのがMacの標準画面収録です。ショートカットを押すだけで始められ、マイクを選べば自分の声も一緒に残せます。
ただ、画面から流れている動画やアプリの音まで録音したい場合は少し話が変わります。マイク音声とMacの内部音声は別物であり、標準機能のマイク設定をオンにしただけでは、内部音声を直接取り込めないことがあるためです。
この記事では、Macの標準機能を使う手順から、内部音声を収録する方法、無料ソフトの選び方、音が入らないときの確認項目まで順番に解説します。必要以上に複雑な設定を増やさず、録画の目的に合う方法を見つけていきましょう。
- Mac標準機能で画面録画する手順
- マイク音声と内部音声の違い
- 内部音声を録音できる無料ツール
- 録画できないときの確認方法
この記事の結論
画面の操作と自分の声を残すだけなら、Mac標準の画面収録で十分です。アプリや動画から流れる内部音声も必要なら、OBS Studioなど内部音声への対応が明記された録画ソフトを選ぶのが確実ですよ。
Mac画面録画の基本

Macには画面収録機能が最初から備わっています。MacBook AirやMacBook Proでも基本的な操作は共通です。まずは、何を録画できるのか、音声がどのように扱われるのかを押さえておきます。
標準機能で録画できる内容
Mac標準の「スクリーンショット」アプリでは、画面全体または指定した範囲を動画として収録できます。macOS Tahoe 26以降では、対応する操作画面から選択したウインドウを収録する方法も利用できます。
録画ファイルは通常、MOV形式で保存されます。保存場所はデスクトップのほか、書類フォルダやクリップボードなどから選択可能です。録画を終えると画面右下に小さな画像が表示され、そこから内容の確認や簡単なトリミングへ進めます。
標準機能が向いているのは、アプリの操作説明、設定画面の記録、社内で共有する短い手順動画などです。新しいソフトを入れなくてよいので、思い立ったときにすぐ使えるのが便利なところ。
一方で、映像の上に文字や図形を重ねたり、複数の映像をつないだりする編集機能は限られます。録画後に本格的な編集を行うなら、iMovieや画面録画ソフトの編集機能を組み合わせることになります。
録画できる音声の違い
Macの画面録画で扱う音声は、主に「マイク音声」と「内部音声」の2種類です。この区別が曖昧なまま録画すると、完成した動画を再生したときに音が入っていない、ということが起こります。
| 音声の種類 | 具体例 | 標準画面収録 |
|---|---|---|
| マイク音声 | 自分の声、室内の音、スピーカーから聞こえる音 | マイクを選択すれば収録可能 |
| 内部音声 | ブラウザ動画、アプリ、ゲーム、通知などMac内の音 | 用途によって対応アプリや追加設定が必要 |
| 映像 | 画面全体、指定範囲、対応環境のウインドウ | 収録可能 |
マイクでスピーカーの音を拾うことはできますが、これは内部音声を直接収録しているわけではありません。周囲の話し声やキーボード音も混ざりやすく、音質も部屋の環境に左右されます。
画面録画を音声ありにしたいときは、どの音を残したいのかを最初に決めることが大切です。自分の解説だけならマイク、Macから出る音も必要なら内部音声対応の方法を選びましょう。
録画前に確認したい権限
他社製の画面録画ソフトを初めて起動すると、画面や音声へのアクセスを求めるメッセージが表示されることがあります。ここで許可しなければ、画面が真っ黒になったり音声が記録されなかったりします。
現在の設定は、Macの「システム設定」から「プライバシーとセキュリティ」を開き、「画面収録とシステムオーディオ録音」で確認できます。マイクも使う場合は、同じ画面内の「マイク」についても対象アプリが許可されているか見てください。
設定を変更したあと、アプリの終了と再起動が必要になる場合もあります。許可をオンにしたのに反映されないときは、一度録画ソフトを完全に終了してから開き直すのが手早い方法です。
(出典:Apple「Macの画面収録やシステムオーディオ録音へのアクセスを制御する」)
仕事用Macでは管理設定にも注意
会社から貸与されたMacでは、管理者が画面収録やソフトの追加を制限していることがあります。権限を変更できない場合は、設定を迂回しようとせず、社内の管理担当者へ確認してください。
ショートカットで録画する方法

画面録画のショートカットは「Shift+Command+5」です。静止画用の「Shift+Command+3」や「Shift+Command+4」と似ていますが、録画を始める場合は数字の5を使います。
画面全体を録画する手順
最初に、キーボードのShift、Command、5を同時に押します。画面下部に操作パネルが表示されたら、右寄りに並んでいる録画用ボタンから「画面全体を収録」を選びます。
続いて「オプション」をクリックし、保存先やマイク、タイマーを設定してください。準備ができたら「収録」を押します。画面上をクリックして開始する表示が出た場合は、案内に従ってクリックしましょう。
録画中はメニューバーに停止ボタンが表示されます。終了するときは、その停止ボタンをクリックするか、Command+Control+Escを押します。録画データは、オプションで指定した場所へ保存されます。
画面全体を録画する流れ
Shift+Command+5を押す、画面全体の収録を選ぶ、オプションを確認する、収録を開始する、停止ボタンを押す、という流れです。
デスクトップ全体には、通知、ファイル名、メールの件名なども映り込みます。仕事の動画を撮る前には不要なアプリを閉じ、通知を一時的に止めておくと安心です。
指定範囲だけ録画する手順
画面の一部分だけを見せたいなら、「選択部分を収録」を使います。Shift+Command+5を押し、点線の枠が付いた録画ボタンを選択してください。
画面に表示された枠の端や角をドラッグすると、録画範囲を変更できます。対象となるアプリや操作部分が枠内に入ったことを確かめてから「収録」を押しましょう。
指定範囲の録画には、デスクトップ上の余計な情報を隠しやすい利点があります。画面の端に届いた通知も範囲外なら映りません。また、画面全体を録画するより解像度やファイル容量を抑えられる可能性があります。
ただし、収録中にウインドウを移動すると、録画範囲から外れてしまいます。操作するアプリの位置と大きさを決めてから枠を設定するのがコツです。
マイク音声を入れる方法
ショートカットで操作パネルを開いたら、「オプション」をクリックします。「マイク」の欄からMacBookの内蔵マイク、接続したUSBマイク、イヤホンのマイクなど、使いたい入力先を選択してください。
選んだマイクの横にチェックが付けば準備完了です。「なし」が選択されていると、映像だけが保存されます。あとから自分の声を追加する予定がなければ、録画前に必ず確認したい項目ですね。
内蔵マイクは手軽ですが、キーボードを押す音やファンの音も拾います。解説しながら操作するときは、口元に近いイヤホンマイクや外付けマイクを使うと声が聞き取りやすくなるでしょう。
録画前には、10秒ほどの短い試し撮りをおすすめします。声量、雑音、映像の範囲を再生して確かめておけば、長く話したあとに録り直す事態を避けられます。
◆圭のワンポイントアドバイス
私は説明動画を撮るとき、本番前に必ず一度停止操作まで試します。録画の開始だけ確認して安心すると、終了後にマイクが「なし」だったと気づくことがあるんです。短い試し撮りは地味ですが、いちばん時間を節約してくれますよ。
QuickTimeで画面録画する方法

Mac標準のQuickTime Playerからも画面録画を始められます。現在のmacOSでは、QuickTime Playerから標準のスクリーンショット操作画面が開く構成が基本です。
QuickTimeの録画手順
Finderの「アプリケーション」フォルダからQuickTime Playerを開きます。メニューバーの「ファイル」をクリックし、「新規画面収録」を選択してください。キーボードではControl+Command+Nでも呼び出せます。
画面収録の操作パネルが表示されたら、画面全体または選択部分を指定します。「オプション」で保存先やマイクを選び、「収録」を押せば開始です。
終了時は、メニューバーの停止ボタンまたはCommand+Control+Escを使います。録画後にQuickTime Playerでファイルが開いた場合は、そのまま内容を再生できます。
Appleの案内でも、QuickTime Playerの「新規画面収録」からスクリーンショットのツールを開く手順が示されています。画面録画の入口が違うだけで、近年のmacOSではショートカットと同じ操作画面へ進むと考えるとわかりやすいでしょう。
録画後に不要部分を切る方法
QuickTime Playerでは、録画の前後に入った不要な部分を切り取れます。動画を開き、メニューバーの「編集」から「トリム」を選択してください。
画面下部に黄色い枠が表示されたら、左右の端を動かして残したい範囲を決めます。「トリム」を押すと、枠の外側が取り除かれます。
停止ボタンへマウスを動かす場面や、録画開始直後の準備時間を切る程度なら、この機能で十分です。一方、動画の途中にある複数の言い間違いを細かく削除したい場合は、iMovieなどの編集ソフトを使うほうが進めやすいかもしれません。
編集前の動画を残しておきたいときは、上書き保存ではなく別名で保存しましょう。一度切った部分があとで必要になる可能性もあります。
標準機能が向いている用途
標準画面収録は、短い操作案内、エラー画面の記録、家族や同僚への説明、資料に添える動画などに向いています。無料で追加ソフトも不要なので、録画の頻度が低い人にも扱いやすい方法です。
マイクを選択すれば、画面を動かしながら説明も入れられます。録画後に前後を切り、共有するだけなら、標準機能とQuickTime Playerで一通り完結します。
反対に、内部音声を確実に取り込みたい、Webカメラを重ねたい、注釈や拡大演出を入れたい、複数の音声を別々に編集したい用途には物足りません。必要な機能が増えた段階で他社製ソフトを検討すればよく、最初から高機能な環境を作る必要はないかなと思います。
Macで内部音声を録音する方法

内部音声とは、Mac上のブラウザ、動画、ゲーム、会議アプリなどから出る音です。標準画面収録で選べる「マイク」とは経路が異なるため、目的に合った録画ソフトや音声設定が必要になります。
標準機能だけでは難しい理由
標準画面収録のオプションに表示されるのは、基本的にマイクとして認識された入力機器です。ここで内蔵マイクを選ぶと、MacBookの周囲で鳴っている音が空気を通して録音されます。
つまり、ブラウザ動画の音をスピーカーから流して内蔵マイクに拾わせることはできても、元のデジタル音声を直接保存しているわけではありません。音量を上げるほど声にも回り込みやすく、ハウリングが起きる場合もあります。
音質を保ったまま内部音声を残したいなら、内部音声の取得に対応した録画ソフトを使うか、仮想オーディオ機器で音の通り道を作る方法が候補です。
なお、macOSや録画ソフトの更新によって対応方法は変わります。「Mac対応」と書かれているだけで判断せず、利用中のmacOSと内部音声収録の両方に対応しているか確認してください。
OBS Studioで録音する方法
OBS Studioは、無料で利用できるオープンソースの録画・配信ソフトです。画面、アプリ、マイク、カメラなどを「ソース」として追加し、必要な組み合わせで録画できます。
macOS 13以降と対応するOBS Studioでは、「macOS画面キャプチャ」や音声用の取得元を利用して、デスクトップ全体または特定アプリの音声を収録できます。古いmacOSでは追加の音声ソフトが必要になる場合があるため、OSのバージョン確認が欠かせません。
基本的な流れは、OBS Studioをインストールし、画面収録と音声の権限を許可してから、新しいシーンを作成します。次に「ソース」欄の追加ボタンを押し、「macOS画面キャプチャ」を選択。収録対象となる画面やアプリを指定し、音声ミキサーが反応していることを確認して録画を開始します。
マイクも入れる場合は「音声入力キャプチャ」を追加し、使用するマイクを選びます。内部音声とマイクが別々に表示されれば、それぞれの音量を調節しやすくなります。
OBS Studioは無料ながら設定項目が多く、最初は画面が少し複雑に感じられるかもしれません。とはいえ、同じ設定で繰り返し録画するなら、シーンを保存して再利用できるのが便利です。
音声メーターを見てから録画
内部音声を再生したときにOBS Studioの音声メーターが動くか確認してください。映像が見えていても、メーターが動いていなければ音声が入らない可能性があります。
仮想オーディオを使う方法
利用中のmacOSや録画アプリが内部音声の直接取得に対応していない場合は、BlackHoleなどの仮想オーディオ機器を使う方法があります。仮想オーディオ機器とは、Macから出る音を別のアプリの入力へ渡すための、ソフトウェア上の音声経路です。
一般的には「Audio MIDI設定」で複数出力装置を作り、Macのスピーカーやイヤホンと仮想オーディオ機器へ同時に音を送ります。そのうえで、録画ソフト側の入力として仮想オーディオ機器を指定します。
設定が正しければ、自分はスピーカーやイヤホンで音を聞きながら、録画ソフトには内部音声を送れます。ただし、出力先の選択を誤るとMacから音が聞こえなくなったり、録画に無音が入ったりするため、初めての人には少々手間がかかる方法です。
録画後は、Macの通常の出力先へ戻すことも忘れないでください。複数出力装置のままにしていると、音量キーが期待どおりに動かない場合があります。
◆圭のワンポイントアドバイス
仮想オーディオの設定では、機器名を「録画用」などに変えておくと迷いにくくなります。数日後に見返すと、どの複数出力装置を使うのか忘れがちです。設定画面のスクリーンショットも残しておくと復旧が楽ですよ。
内部音声録音の注意点
技術的に録音できることと、録音してよいことは別です。オンライン会議では参加者の同意や社内規定を確認し、個人情報や機密情報が含まれる場合は保存場所と共有範囲にも注意してください。
動画配信サービスなどには、著作権保護や画面収録を制限する仕組みが使われていることがあります。画面が黒くなる、音が入らないといった場合でも、制限を回避する目的の設定はおすすめしません。各サービスの利用規約と権利者の条件に従いましょう。
録音データには、通知音や別アプリの音が意図せず入る可能性もあります。デスクトップ全体の音声ではなく、特定アプリの音だけを指定できる録画ソフトなら、余計な音の混入を減らせます。
会議や配信コンテンツの録画
相手の声や著作物を録画する場合は、事前の許可や利用条件を確認してください。録画したファイルを公開・再配布すると、個人利用の記録とは異なる問題が生じることがあります。
Mac画面録画ソフトの選び方
録画ソフトは、無料か有料かだけでなく、内部音声、編集機能、対応OS、出力形式を見て選びます。無料ソフトでも十分な場合がある一方、録画後の作業まで考えると有料版が合うケースもあります。
無料で使える録画方法
追加費用をかけずに始めるなら、Mac標準の画面収録とOBS Studioが主な候補です。操作画面とマイク音声だけなら標準機能、内部音声や複数の映像を組み合わせるならOBS Studioという分け方がわかりやすいでしょう。
| 方法 | 費用 | 内部音声 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| Mac標準画面収録 | 無料 | 追加対応が必要になる場合あり | 短い操作説明、マイク付き録画 |
| QuickTime Player | 無料 | 標準機能と同様 | 録画と前後の切り取り |
| OBS Studio | 無料 | 対応環境で収録可能 | 内部音声、配信、複数素材の録画 |
| 仮想オーディオ機器 | 無料の選択肢あり | 音声経路の設定で対応 | 非対応アプリへの内部音声入力 |
OBS Studioは録画時間を重ねても購入費用が発生しませんが、自分で設定を覚える時間は必要です。たまに数分の操作動画を撮るだけなら、まず標準機能を使い、不足した部分が明確になってから別の方法へ進むのが無駄の少ない選び方です。
有料ソフトが向いている人
録画後にカーソルを目立たせたい、画面を自動で拡大したい、字幕や図形を追加したい場合は、有料ソフトを検討する価値があります。画面録画と編集をひとつのソフトで終えられれば、別の編集ソフトへ読み込む手間を減らせます。
また、頻繁に解説動画を作る人にとっては、テンプレート、ショートカット、録画予約、ノイズ低減なども作業時間に関わる機能です。月に何本作るのか、録画後の編集へどのくらい時間を使っているのかを基準に判断するとよいでしょう。
Mac対応画面録画ソフトの有料版を比較する際は、内部音声が追加ドライバなしで録音できるか、無料版に時間制限や透かしがあるかを確認してください。
ScreenFlowやEaseUS RecExpertsなどが候補に挙がることはありますが、料金や無料版の制限、対応するmacOSは変更される可能性があります。購入前には必ず公式サイトで現行条件を確認し、無料体験版があれば実際のMacで短く試してから決めてください。
録画から編集まで何度も行う人は、買い切り型と定期購入型の総額だけでなく、更新版の扱いやサポート期間も見ておくと判断しやすくなります。
用途別の選び分け
社内向けに設定手順を共有するだけなら、標準画面収録と内蔵マイクで間に合うことが多いです。話さずに画面だけ見せるなら、マイクを「なし」にすれば周囲の音も入りません。
ゲームやアプリの音を含めたい場合は、内部音声対応が明記されたソフトを選びます。自分の声も入れるなら、内部音声とマイクの音量を別々に変えられる機能が便利です。
動画教材や商品説明を継続して作るなら、録画後の編集まで含めて考えましょう。毎回別の編集ソフトへ移すより、カーソル表示、字幕、拡大、不要部分の削除までひとつの画面で行えるほうが合うこともあります。
生配信や複数画面の合成にはOBS Studioが候補です。ただ、録画ボタンを押してすぐ使える簡単さを優先するなら、内部音声と編集機能を備えたMac用録画ソフトの体験版を比べる方法もあります。
◆圭のワンポイントアドバイス
機能表だけを見ると高機能なソフトが魅力的に映りますが、私なら「週に何回使うか」で考えます。年に数回なら標準機能、定期的に公開動画を作るなら編集込みのソフトという選び方が現実的です。
録画できないときの対処法

画面録画の失敗は、権限、音声入力、保存容量、収録対象の制限などに分けて確認すると原因を見つけやすくなります。やみくもに再インストールする前に、症状ごとに見ていきましょう。
画面録画が開始できない場合
Shift+Command+5を押しても反応しない場合は、Spotlightで「スクリーンショット」を検索してアプリを直接開いてみてください。直接開けるなら、キーボードショートカットの設定や別アプリとの重複が考えられます。
ショートカットは「システム設定」の「キーボード」から「キーボードショートカット」を開き、「スクリーンショット」で確認できます。独自にキーを変更している場合は、表示されている組み合わせを使います。
他社製ソフトで画面が真っ黒になるなら、「プライバシーとセキュリティ」の画面収録権限を確認してください。権限をオンにしたあと、アプリを再起動します。それでも直らなければ、Mac自体を再起動してから短い試し撮りを行いましょう。
特定の動画やアプリだけ録画できない場合は、コンテンツ側で収録が制限されている可能性があります。Appleも一部のアプリではウインドウを収録できない場合があると案内しています。
音声が入らない場合
マイク音声が入らない場合は、録画前のオプションで使用するマイクが選ばれているか確認します。次に「システム設定」の「サウンド」で入力レベルが動くか、「プライバシーとセキュリティ」の「マイク」でアプリが許可されているかを見てください。
外付けマイクやイヤホンを使っている場合は、接続前後で入力先が変わることがあります。MacBookの内蔵マイクへ戻っていないか、反対に取り外した機器が選ばれたままになっていないかを確かめましょう。
内部音声が入らない場合は、録画ソフトで内部音声用の取得元が追加されているか確認します。OBS Studioなら、音を再生した状態で音声ミキサーのメーターが動くかを見ると判断できます。
仮想オーディオ機器を使っている場合は、Macの出力先、複数出力装置、録画ソフトの入力先という3か所を確認します。どれかひとつでも別の機器を向いていると、音が届きません。
音声確認の順番
録音したい音の種類を決める、入力先を確かめる、権限を見る、音声メーターの反応を確認する、10秒試し撮りを再生する。この順番なら原因を切り分けやすいですよ。
録画が途中で止まる場合
録画が途中で終了する場合は、まず保存先の空き容量を確認してください。画面録画は録画時間、画面の大きさ、動きの多さによってファイルが大きくなります。必要容量を一律には言えないため、長時間録画では十分な余裕を持たせておきます。
外付けドライブへ保存しているなら、接続が安定しているか、書き込み可能な形式かも確認しましょう。途中でケーブルが抜けたり、ドライブがスリープしたりすると、正常に保存できない可能性があります。
複数の重いアプリを開いている場合は、不要なものを終了します。高解像度の録画、Web会議、ブラウザの多数のタブを同時に動かすと、Macの処理負荷が高くなることもあります。
長い録画ほど失敗時の損失が大きくなります。1時間を超える説明を一度に撮るより、章ごとに区切って保存したほうが、録り直しや編集もしやすいでしょう。
保存先が見つからない場合
録画ファイルが見つからないときは、Shift+Command+5を押し、「オプション」の「保存先」を確認します。デスクトップ、書類、クリップボード、その他の場所など、最後に指定した保存先が使われます。
Finderで「画面収録」と検索し、更新日の新しい順に並べる方法もあります。標準機能で自動保存されたファイルは、名称に録画日時が含まれるのが一般的です。
録画直後に画面右下へ出る小さな画像をクリックすると、プレビューが開きます。そこで削除していないか、別のアプリへドラッグして移動していないかも振り返ってみてください。
保存先を毎回探してしまうなら、録画専用フォルダを作り、オプションの「その他の場所」から固定しておくと管理しやすくなります。
きれいに録画するコツ

録画方法が正しくても、通知や文字の小ささ、音量の差で見づらい動画になることがあります。本番前のひと手間で、完成後の修正をかなり減らせます。
通知と個人情報を隠す
録画前に集中モードをオンにし、メッセージや予定の通知が表示されないようにします。ブラウザのブックマーク、最近使ったファイル、デスクトップの名前にも個人情報が含まれていないか確認してください。
パスワード管理画面、顧客情報、メールアドレスなどが映る操作では、録画範囲を狭くするだけでなく、テスト用データへ置き換えるほうが安全です。あとでぼかす予定でも、編集漏れがあればそのまま公開されてしまいます。
録画後は最初から最後まで一度再生し、画面の四隅にも目を配ります。操作している中央だけを見ていると、通知の映り込みを見落としがちです。
文字とカーソルを見やすくする
解説動画では、録画する側で読める文字でも、スマートフォンで見ると小さすぎる場合があります。ブラウザの表示倍率やアプリの文字サイズを少し上げ、必要な範囲だけ収録してください。
カーソルを急に動かすと、視聴者はどこを見ればよいのか追いつけません。クリックする場所で一度止まり、押したあとも画面の変化を待つと伝わりやすくなります。
標準画面収録のオプションには、マウスクリックの表示に関する設定が用意される場合があります。より目立つカーソル演出や自動拡大が必要なら、その機能を持つ録画・編集ソフトが候補です。
音量を事前に合わせる
内部音声とマイクを同時に入れる場合は、説明する声がアプリの音に埋もれないよう調節します。録画ソフトのメーターだけで決めず、実際に録画したファイルをイヤホンとMacのスピーカーで聞いてみると安心です。
マイクは口から一定の距離に置き、途中で位置を動かさないようにします。机へ直接置くと振動や打鍵音が伝わることがあるため、可能ならスタンドやイヤホンマイクを使います。
長い動画では、冒頭だけでなく途中でも音声が乱れていないか確認します。オンライン会議やゲームでは、場面によって内部音声の大きさが急に変わることもあります。
Mac画面録画のよくある質問

最後に、MacBookの画面録画で迷いやすいポイントへ短く回答します。録画方法を決める前の確認にも使ってください。
Mac画面録画のよくある質問(FAQ)
Q1. Macの画面録画は無料でできますか?
A. Mac標準のスクリーンショット機能とQuickTime Playerは、追加料金なしで利用できます。画面とマイク音声の収録なら標準機能から始められます。内部音声が必要な場合も、対応環境のOBS Studioなど無料の選択肢があります。
Q2. Mac画面録画のショートカットは何ですか?
A. Shift+Command+5です。表示された操作パネルから、画面全体または指定範囲の収録を選べます。録画を停止するときは、メニューバーの停止ボタンかCommand+Control+Escを使います。
Q3. Mac標準機能で内部音声を録音できますか?
A. 標準画面収録のマイク設定は、主にマイク入力を選ぶためのものです。Mac内で再生される音を高音質で直接取り込みたい場合は、内部音声に対応した録画ソフトや仮想オーディオ機器などが必要になることがあります。
Q4. MacBookで画面と自分の声を同時に録画できますか?
A. できます。Shift+Command+5を押し、「オプション」の「マイク」からMacBookの内蔵マイクまたは外付けマイクを選んでください。「なし」が選ばれていると声は入りません。本番前に短く試し撮りするのがおすすめです。
Q5. 画面録画した動画はどこに保存されますか?
A. 初期状態ではデスクトップへ保存されることがありますが、「オプション」で変更できます。見つからない場合はShift+Command+5から保存先を確認するか、Finderで「画面収録」と検索してください。
Mac画面録画のまとめ
Macで画面録画するだけなら、Shift+Command+5を押す方法がいちばん手軽です。画面全体と指定範囲を選べ、マイクを設定すれば自分の声も一緒に残せます。
QuickTime Playerから「新規画面収録」を選ぶ方法でも、標準の録画操作へ進めます。録画後に前後の不要部分を切りたいときにも便利です。
ただし、マイク音声と内部音声は同じではありません。ブラウザ動画やアプリから出る音を直接録音したい場合は、OBS Studioなど内部音声に対応したソフト、または仮想オーディオ機器を使う方法を検討してください。
内部音声が不要なら標準機能、必要なら内部音声対応が明記された録画ソフト。この基準で選べば、必要以上に複雑な設定を増やさずに済みます。
どの方法を使う場合も、本番前に10秒ほど試し撮りし、映像、マイク、内部音声、保存先を確認しましょう。ほんの短い確認ですが、録り直しを防ぐ効果はかなり大きいですよ。

