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こんにちは、道具しらべの圭です。
画面録画は、操作手順や会議の内容をそのまま残せる便利な機能です。ただ、録画したままの動画には、開始前の待ち時間や操作ミス、長い無音部分まで入っています。ファイル容量が大きくなり、メールやLINEで送れないこともありますよね。
こうした動画は、不要部分のカット、複数ファイルの結合、容量の圧縮、字幕の追加という順番で手を入れると、ずっと見やすくなります。短い動画を一度だけ直すなら、スマホやパソコンに最初から入っている機能でも十分です。一方、同じ作業を繰り返すなら、録画から編集、書き出しまで扱えるソフトを選んだほうが手間を減らせます。
この記事では、特定の編集画面だけに頼らず、ほとんどの動画編集アプリに共通する考え方から説明します。今使っている端末に合わせて、必要なところから試してみてください。
- 画面録画から不要部分をカットする方法
- 複数の画面録画を自然につなげる手順
- 画質を落としすぎず容量を小さくする方法
- 字幕や早送りを加えて見やすくするコツ
画面録画の編集でできること
- 元動画を別に残す
- 不要部分をカット
- 順番を決めて結合
- 字幕・速度を調整
- 最後に圧縮・再生確認
画面録画の編集というと、本格的な映像制作を思い浮かべるかもしれません。しかし、操作説明や情報共有に使う動画なら、派手な演出は不要です。見る人が迷わないように、余計な時間と情報を取り除くことが中心になります。
最初に必要な作業を決める
編集を始める前に、完成した動画を誰が、どの端末で、何のために見るのか決めておきます。社内で操作手順を共有する動画と、家族へLINEで送る動画では、必要な画質や字幕の量が違うからです。
たとえば、操作手順を説明する動画では、マウスポインターや画面上の細かな文字が読めなければ意味がありません。容量を減らすために解像度を下げすぎると、肝心のメニュー名がつぶれてしまいます。他方、動きの確認が目的なら、細かな文字より再生の滑らかさを優先したほうが見やすい場合もあります。
まず動画を最初から一度再生し、削除したい区間、字幕が必要な区間、速度を変えたい区間をメモしてください。「2分15秒から2分40秒を削除」のように時刻を書くだけでも、編集画面で迷いにくくなります。
基本の順番は、カット、結合、速度変更、字幕、圧縮、最終確認です。先に圧縮すると、編集後の書き出しで再び画質が変わる可能性があります。
無料機能と有料ソフトを分ける
動画の前後を短くするだけなら、OS標準の写真アプリや無料の動画編集機能で対応できます。短い動画を一度だけ編集するために、高機能なソフトを用意する必要はありません。
一方、途中の不要部分を何か所も削除する、複数の録画をつなぐ、字幕を付ける、毎回同じ形式で書き出す、といった作業では編集用のタイムラインが役立ちます。映像、音声、字幕を時間軸に並べて確認できるため、修正する場所を見失いにくいからです。
私が道具を選ぶときは、機能の多さだけではなく、作業を終えるまでのクリック数も見ます。月に何本も編集するなら、数分の差でも積み重なるもの。単発なら無料機能、繰り返すなら編集ソフトという分け方が現実的かなと思います。
元動画は別に残しておく
編集前の動画は削除せず、別のフォルダーへ残しておきましょう。カット位置を間違えたり、字幕を入れ直したりしたとき、元動画があれば最初からやり直せます。
ファイル名も「画面録画01」のままではなく、「会計ソフト_請求書作成_元動画」のように内容が分かる名前へ変えるのがおすすめです。編集途中のファイルには「作業中」、完成版には「完成」と付けると、誤って古い動画を送る事故も防ぎやすくなります。
画面録画には、通知、メールアドレス、顧客名、パスワード入力画面などが映り込むことがあります。編集前に映像全体を確認し、共有してはいけない情報はカットやぼかしで隠してください。
画面録画をカットする方法
- 削除区間の始点で分割
- 終点でも分割
- 中央の不要区間を削除
- つなぎ目を再生して確認
カットには、動画の前後を縮める方法と、途中の区間を取り除く方法があります。どちらも似ていますが、使う機能が異なるので区別しておきましょう。
前後だけを短くする手順
録画開始ボタンを押してから操作を始めるまでの時間や、録画停止前の余白を消す作業は「トリミング」と呼ばれます。編集画面で動画を開き、時間軸の左右にある取っ手を内側へ動かし、残したい開始位置と終了位置を指定するのが一般的です。
iPhoneでは「写真」アプリで動画を開き、「編集」を選んでフレーム表示の両端を動かします。保存するときに新しいクリップとして保存できる環境では、元動画を残すほうを選ぶと安心です。詳しい画面操作は、Apple公式「iPhoneでビデオの長さを調整する」でも確認できます。
Androidは端末や写真アプリによって表示が異なりますが、動画を開いて「編集」や鉛筆の印を選び、開始位置と終了位置を動かす流れが基本です。保存前には必ずプレビューし、最初の説明や最後の操作が欠けていないか確かめてください。
途中の不要部分を削除する
動画の途中にある待ち時間や操作ミスを消す場合は、「分割」または「カット」を使います。削除したい区間の始点へ再生位置を合わせて分割し、終点でもう一度分割してください。すると動画が三つに分かれるので、中央の不要な部分だけを選んで削除できます。
パソコンの編集ソフトでもスマホアプリでも、考え方は同じです。まず残したい部分と消したい部分の境目を作り、それから対象部分を削除します。いきなり細かく切り始めるより、長い無音部分から順に処理すると全体を見渡しやすくなります。
WindowsでClipchampを使う場合は、動画を時間軸へ置き、再生位置を切りたい場所へ動かして分割します。前後の不要部分はクリップ両端を動かして短くできます。操作の違いは、Microsoft公式「動画や音声を分割する方法」が参考になります。
カット位置を自然に見せる
言葉の途中やマウス操作の途中で切ると、映像が急に飛んだように見えます。説明動画では、話し終わった直後や画面が静止した瞬間を選ぶと、つながりが自然です。
音声が入っている場合は、波形が小さくなっている無音部分を探します。ただし、無音をすべて詰めると息苦しい動画になります。話題が変わるところには、ほんの短い間を残したほうが内容を追いやすいでしょう。
カットした直後は、削除箇所の少し前から再生します。音が途切れていないか、画面が一瞬だけ乱れていないか、説明に必要なクリックまで消していないかを確認してください。
◆圭のワンポイントアドバイス
細かく切りすぎると、編集には時間がかかるのに動画は落ち着かなくなります。操作を待つ時間が1秒ほどあるだけなら、そのまま残す判断もありです。見る人が迷う長さかどうかで決めると、やりすぎを防げますよ。
複数の画面録画を繋げる
- 再生する順番
- 画面の向きと大きさ
- クリップ間の隙間
- 音量差・無音
録画が途中で止まった場合や、章ごとに録画した場合は、複数のファイルを一本へまとめます。順番と画面サイズを先にそろえることが、違和感の少ない動画にする近道です。
時間軸へ順番に並べる
編集ソフトへ動画を読み込み、再生したい順番に時間軸へ並べます。前の動画の末尾と次の動画の先頭に隙間があると、書き出した動画に黒い画面や無音が入ることがあります。クリップ同士がぴったり接しているか拡大して確認しましょう。
録画ごとに重複した説明が入っている場合は、結合する前に前後をカットします。「ここから続きを説明します」といった言葉も、一本の動画にすると不自然になりがちです。その部分を削除し、必要なら短い字幕で章の切り替わりを示します。
画面録画だけを切ってつなぐ用途なら、派手な場面転換はなくても構いません。切り替わりが分かりにくいときだけ、短いフェードやタイトル画面を挟む程度で十分です。
画面サイズと向きをそろえる
横向きのパソコン画面と縦向きのスマホ画面をそのまま結合すると、左右または上下に余白ができます。完成動画の縦横比を最初に決め、各クリップをその枠へ合わせてください。
パソコン向けの操作説明なら16対9、スマホで縦に見る短い動画なら9対16がよく使われます。ただし、元動画を無理に拡大すると文字が画面外へ切れることがあります。余白を残す、背景を付ける、必要な場所だけ拡大するなど、内容が欠けない方法を選びましょう。
解像度が異なる動画をつなぐ場合も、完成時のサイズは一つです。小さい動画を大きく引き伸ばしても、本来なかった細部までは増えません。画質を優先するなら、最も重要な動画の解像度を基準にするのが無難です。
音量差と無音を確認する
別々に録画した動画は、マイクの距離やパソコン側の設定が違い、音量差が出ることがあります。結合後に通して聞き、急に声が大きくなる場所や、ほとんど聞こえない場所がないか確認してください。
編集ソフトに音量の均一化や自動調整があれば便利ですが、自動処理だけで完全にそろうとは限りません。イヤホンと端末のスピーカーの両方で聞くと、声の聞き取りにくさを見つけやすくなります。
結合前の素材は、録画順に「01」「02」「03」と番号を付けておくと並べ間違いを防げます。ファイル名の日付表記も統一しておくと、後から探すときに助かります。
画面録画の容量を小さくする
- 不要な時間を削る
- 解像度を調整する
- 画質を調整する
- 保存形式を見直す
- 文字と音声を再生確認
画面録画は、動きが少なくても録画時間が長ければ容量が増えます。容量を小さくする方法は一つではありません。まず不要部分を削り、それでも大きければ解像度や画質、保存形式を調整します。
カットで再生時間を短くする
最も分かりやすい圧縮方法は、不要な時間を削ることです。映像の内容を変えずに再生時間を短くできるため、画質を落とさず容量を減らせます。
録画開始前の待機、読み込み待ち、同じ操作の繰り返し、録画停止後の余白を見直しましょう。特に長時間の会議や講義では、休憩部分を消すだけでも容量が変わります。
ただし、説明に必要な待ち時間まで削ると、視聴者が画面を確認する前に次へ進んでしまいます。容量だけでなく、見やすさとの釣り合いを取ってください。
解像度と画質を調整する
書き出し時の解像度を下げると、容量を大きく減らせます。4Kで録画した動画を、スマホで見るだけならフルHDへ下げても十分な場合があります。一方、表計算ソフトや細かな設定画面を説明する動画では、解像度を下げると文字が読みにくくなるかもしれません。
画質またはビットレートを選べる場合は、いきなり最低へ落とさず、中程度から試します。ビットレートは、一定時間に使う映像データの量です。値を低くすれば容量は減りますが、マウスポインターの周囲や細かな文字がにじみやすくなります。
フレームレートも容量に関係します。一般的な操作説明では、ゲーム映像のような高速な動きがなければ、高いフレームレートが必須とは限りません。ただし、録画後に極端に下げると、スクロールやカーソル移動がぎこちなく見えます。
容量を減らす優先順位は、不要部分の削除、解像度の調整、画質の調整、保存形式の変更です。毎回、書き出した動画を実際に再生して判断してください。
MP4と圧縮方式を選ぶ
共有用の画面録画では、MP4形式が扱いやすい選択肢です。ただし、MP4は入れ物の名前であり、その中で映像を圧縮する方式によって容量や再生環境が変わります。
H.264は対応する端末やサービスが多く、相手の環境が分からないときに選びやすい方式です。H.265またはHEVCは、同程度の見た目で容量を抑えやすい一方、古い端末やアプリでは再生できない可能性があります。小ささだけで選ばず、送る相手が再生できるかも考えましょう。
圧縮は何度も繰り返さないことが大切です。圧縮済みの動画を読み込み、再び低画質で保存すると、文字の輪郭が崩れやすくなります。編集は元動画から行い、最後に一度だけ共有用の設定で書き出す流れがおすすめです。
圧縮後の容量を確かめる
圧縮率の表示だけを見て完了にせず、保存されたファイルの実際の容量を確認してください。同じ録画時間でも、画面の動きや解像度によって仕上がりは変わります。
長い動画を送る予定なら、まず30秒ほどを書き出して画質を確認する方法もあります。文字が読めること、音声がずれていないこと、受け渡し先で再生できることを確かめてから全体を書き出せば、待ち時間を無駄にしにくいでしょう。
字幕や速度で見やすくする
カットと圧縮が済んだら、必要に応じて字幕や速度変更を加えます。すべての発言へ字幕を付けるより、操作名や注意事項に絞ったほうが画面を邪魔しません。
画面録画へ字幕を追加する
字幕には、話している内容を文字にする方法と、操作を補足する短いテロップを付ける方法があります。音声なしでも内容を伝えたいなら全文字幕、クリックする場所だけ示したいなら要点字幕が向いています。
字幕は、背景との明るさの差を付けて読みやすくします。白い文字なら黒い縁や半透明の背景を付け、画面下部のボタンや通知と重ならない位置へ置いてください。一行を長くしすぎず、視線を大きく動かさなくても読める長さにします。
自動字幕は下書きとして便利ですが、製品名、氏名、数字、専門用語を誤認識することがあります。完成前に必ず目で確認しましょう。業務動画では、誤った数字がそのまま手順ミスにつながるため注意が必要です。
早送りとタイムラプスを使う
インストールや書き出しの待ち時間は、削除すると時間の経過が伝わらないことがあります。その場合は、区間を早送りにすると自然です。「処理には少し時間がかかります」と字幕を添えれば、内容も理解しやすくなります。
早送りは、元動画の一部分または全体の再生速度を上げる編集です。タイムラプスは、一定間隔で撮影した画像を連続表示する表現を指すことが多く、通常の画面録画を速度変更したものとは仕組みが異なります。ただ、完成した見た目が似ているため、編集アプリによっては同じような名称で案内される場合があります。
音声付きの区間を速くすると、声が聞き取りにくくなります。待ち時間だけを分割して速度を変え、その区間の音を小さくするか消すと見やすいでしょう。
画面録画を反転する
動画編集の「反転」には、左右反転、上下反転、逆再生という異なる機能があります。自撮り映像を鏡のように直すなら左右反転、上下が逆になった映像を直すなら上下反転です。時間を逆向きに再生する操作は逆再生になります。
画面録画を左右反転すると、文字やメニューまで鏡文字になるため、通常の操作説明では使いません。カメラ映像だけを別の層として重ねている場合は、顔の映像だけを左右反転すると自然に見えることがあります。
スマホを横向きにした際の向きがおかしいだけなら、反転ではなく回転を使います。90度または180度回転させ、文字が正しく読める向きへ直してください。
◆圭のワンポイントアドバイス
字幕、矢印、拡大、効果音を全部入れると、操作画面より装飾が目立ってしまいます。迷ったときは「この追加要素がないと、見る人は操作を間違えるか」で判断するとすっきりします。
画面録画をLINEで送る方法
- 個人情報の映り込み
- 文字の読みやすさ
- 音量・音声のずれ
- 相手の端末での再生
LINEで画面録画を共有するときは、容量だけでなく、動画の長さ、通信環境、相手の保存容量も考えます。送信前に短く編集し、スマホで読める画質に仕上げましょう。
送信前に短く圧縮する
最初に不要な部分をカットし、必要な場面だけ残します。それでも大きい場合は、解像度や画質を一段階下げて書き出してください。先に圧縮してからカットするより、完成した長さにしてから一度だけ圧縮したほうが画質を保ちやすくなります。
完成した動画は、自分宛てのトークや確認用のグループへ送って再生すると安心です。字幕が小さすぎないか、縦画面で見たときに文字が読めるか、音量が急に変わらないかを確認できます。
LINE側の仕様や送信条件は変更される可能性があるため、送れない場合はアプリの案内を確認してください。動画をさらに短くする、画質を下げる、ファイルとして送る、クラウド共有へ切り替えるといった方法があります。
長い動画は共有リンクを使う
高画質のまま渡したい動画や長時間の録画は、LINEへ直接添付せず、クラウドストレージへ保存して共有リンクを送る方法もあります。再圧縮による文字のつぶれを避けたい操作説明では、こちらのほうが向く場合があります。
共有設定では、リンクを知っている人が閲覧できるのか、指定した相手だけが閲覧できるのかを確認してください。社内資料や個人情報を含む画面録画を、誰でも開ける状態で共有するのは避けましょう。
また、リンクには閲覧期限を設けられることがあります。渡す相手、動画の内容、保管期間を考え、必要がなくなったら共有を解除するのが安全です。
編集ソフトを選ぶ基準
画面録画の編集ソフトは、機能表の項目が多いほど使いやすいとは限りません。自分が繰り返す作業と、読み込める動画の条件を照らし合わせて選びます。
必要な機能から選ぶ
カットだけなら、分割とトリミングがあれば足ります。複数動画を一本にするなら、時間軸へ複数の素材を置けること、字幕を付けるなら文字の表示時間と位置を調整できることを確認しましょう。
容量を小さくしたい場合は、解像度、画質、保存形式を選べるかがポイントです。H.264やH.265などの出力に対応していても、相手側の再生環境まで考える必要があります。
さらに、入力できるファイル形式にも注意してください。録画ソフトによっては、そのソフトで録画した動画だけを編集対象にしている場合があります。スマホや別のパソコンで録画した動画も扱いたいなら、購入前に読み込み条件を確認することが欠かせません。
録画後の軽い編集をまとめる
Windowsで画面録画と簡単な編集を一つにまとめたい場合は、B’s 動画レコーダー 13が候補になります。メーカーの案内では、録画した動画の不要部分のカット、複数動画の結合、画面のトリミング、音量調整、圧縮、H.265形式での出力に対応しています。
ただし、同製品は同製品で録画した動画のみ編集・変換できるという条件があります。字幕やテロップまで必要な場合は、現行版の対応機能を別途確認してください。すでに別の方法で録画した素材を編集したい人や、字幕まで付けたい人には用途が合わない可能性があります。
B’s 動画レコーダーの現行製品・対応機能を公式サイトで確認できます。
字幕まで含めて編集する
複数の動画、字幕、速度変更、場面転換、書き出し形式まで扱うなら、時間軸を備えた動画編集ソフトが向いています。Movie Studio 2026シリーズは、映像の分割や配置、タイトル、効果、音声編集、書き出しを一つの画面で進められるWindows向けソフトです。
メーカーの案内では、Movie Studio 2026 PlatinumとSuiteの共通機能として、音声から字幕を作る機能、素材の自動分類、AV1形式への出力などが挙げられています。画面操作と音声を同時に記録する画面録画機能も案内されています。
一方、Suiteは追加の映像効果を収録した上位構成です。画面操作の解説が中心なら、多数の効果を使わないこともあるため、Platinumの機能で足りるか先に比べるとよいでしょう。
字幕作成や複数素材の編集を繰り返すなら、Movie Studio 2026 Platinumを軸に必要な機能を照らし合わせると選びやすくなります。
購入前に動作条件を確かめる
動画編集では、OSの対応状況だけでなく、メモリ、空き容量、画像処理性能も作業時間に影響します。高解像度や長時間の動画ほど、読み込みや書き出しに時間がかかる傾向があります。
体験版や返金条件が用意されている場合は、実際に使うパソコンと動画で確認してください。編集画面が開くことだけでなく、素材の読み込み、字幕入力、プレビュー、完成動画の書き出しまで試すことが大切です。
録画と簡単な圧縮が中心ならB's 動画レコーダー 13、字幕や細かな仕上げまで行うならMovie Studio 2026という分け方が目安になります。
商品名が似ていても、版や世代によって機能、対応OS、利用条件が異なります。価格やキャンペーンも変わるため、購入時はメーカー公式の商品ページで最新情報を確認してください。
編集後に確認したい項目
編集画面で問題なく見えても、書き出した動画に音ずれや文字のつぶれが出る場合があります。完成ファイルを最初から最後まで確認してから共有しましょう。
映像と音声を通して再生する
カットした境目では、映像だけでなく音声も確認します。言葉の最初や最後が欠けていないか、音量が急に変わっていないか、早送り区間の音が不自然に残っていないかを聞いてください。
長い動画を確認するときは、通常速度で全体を再生したうえで、カット位置、字幕の切り替わり、結合部分を重点的に見ます。時間がないからと飛ばすと、短い黒画面や重複部分を見落としやすくなります。
文字と個人情報を確認する
字幕の誤字、数字、固有名詞を読み直します。自動字幕を使った場合は、見た目が自然でも内容が別の言葉に変わっていることがあるため、音声と照らし合わせてください。
通知、ブラウザのお気に入り、メールアドレス、社員名、顧客情報などの映り込みも再確認します。ぼかしを入れた場合は、対象が動いても隠れ続けているか確認が必要です。一瞬だけ見える情報も停止すれば読める可能性があります。
別の端末で再生する
パソコンで作った動画は、スマホでも再生してみましょう。パソコンでは読めた字幕が、スマホでは小さすぎることがあります。縦横比が合わず、重要な部分が切れていないかも確認してください。
共有相手と同じ再生環境を用意できない場合は、一般的な形式で書き出し、短い確認用ファイルを先に渡す方法があります。再生できることを確かめてから本編を送れば、再書き出しの手間を減らせます。
画面録画編集のよくある質問
ここでは、カット、結合、圧縮、字幕に関して迷いやすい点をまとめます。
画面録画編集のよくある質問(FAQ)
Q1. 画面録画の途中だけをカットできますか?
A. 分割機能のある動画編集アプリなら可能です。削除したい区間の始点と終点で動画を分割し、中央のクリップを削除します。前後だけを短くするトリミング機能では、途中の区間を直接消せない場合があります。
Q2. 画面録画を繋げると画質は落ちますか?
A. 結合そのものより、書き出し時の解像度や画質設定によって変わります。元動画と同程度の設定で一度だけ書き出せば劣化を抑えやすくなります。ただし、解像度の違う動画を混ぜると、小さい動画を拡大した部分は粗く見えるかもしれません。
Q3. 画面録画の容量を小さくするには何から始めますか?
A. まず不要部分をカットしてください。それでも大きければ、解像度や画質を一段階下げます。最後にH.264やH.265などの保存方式を検討します。細かな文字がある動画は、圧縮後に読めるか必ず確認しましょう。
Q4. 画面録画へ無料で字幕を付けられますか?
A. 無料の動画編集アプリでも、文字を手入力できるものがあります。ただし、自動字幕、字幕ファイルの読み込み、細かな表示時間の調整は製品によって異なります。数本だけなら手入力、繰り返し作るなら自動字幕に対応したソフトが便利です。
Q5. LINEで画面録画を送れないときはどうしますか?
A. 不要部分を削除し、解像度や画質を下げて容量を小さくします。それでも送れない場合や、文字の鮮明さを保ちたい場合は、クラウドストレージへ保存して共有リンクを送る方法があります。共有範囲の設定にも注意してください。
画面録画の編集方法まとめ
画面録画を見やすくする基本は、不要部分をカットし、必要な動画をつなぎ、字幕や速度を調整してから圧縮することです。最初から多くの演出を加える必要はありません。
- 前後の余白はトリミングで短くする
- 途中の不要部分は始点と終点で分割して削除する
- 複数動画は順番、画面サイズ、音量をそろえて結合する
- 容量はカット、解像度、画質、保存形式の順に見直す
- 字幕は誤字や数字を確認してから書き出す
- 共有前に別の端末でも再生する
一度だけ前後を切るなら、スマホやパソコンの標準機能で十分でしょう。しかし、複数動画の結合、字幕、早送り、書き出し設定まで何度も行うなら、動画編集ソフトのほうが作業を進めやすくなります。
完成した動画で本当に大切なのは、効果の多さではなく、見る人が止まらず理解できることです。まずは余計な部分を一つ削るところから始めてみてください。それだけでも、録画したままの動画よりずっと伝わりやすくなります。

