VideoProcで画面録画する方法|音声・範囲指定まで検証

VideoProcで画面録画する方法|音声・範囲指定まで検証のイメージ Webツール

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こんにちは、道具しらべの圭です。

パソコンの操作説明やオンライン会議を録画するとき、映像は残ったのに音が入っていなかったり、見せたくない通知まで映り込んだりすると、撮り直しが必要になります。録画時間が長いほど、この失敗は地味にこたえます。

VideoProc Converter AIなら、パソコンの画面、内部音声、マイク音声、Webカメラを同じ画面で設定できます。録画したい範囲をマウスで指定でき、終了後のカットや形式変換まで同じソフト内で進められるのも特徴です。

この記事では、画面録画の基本手順だけでなく、音声を正しく入れる設定、必要な部分だけを撮る方法、音が出ないときの確認項目まで順番に解説します。初回は設定項目が多く見えるかもしれませんが、触る場所を絞れば難しくありません。

  • VideoProcでPC画面を録画する手順
  • 内部音声とマイクを正しく入れる設定
  • 録画する範囲だけを指定する方法
  • 音が出ない場合や重い場合の対処法
  1. VideoProcの画面録画でできること
    1. 画面と音声をまとめて記録できる
    2. 録画範囲を自由に指定できる
    3. 録画後の編集と変換まで進められる
  2. 画面録画を始める前の準備
    1. 対応環境と保存容量を確認する
    2. 録音機器と通知を整える
    3. 最初に短いテスト録画をする
  3. VideoProcで画面録画する手順
    1. レコーダー画面を開く
    2. 内部音声とマイクを設定する
    3. 録画する範囲を指定する
    4. 録画を開始して停止する
  4. 音声をきれいに録る設定
    1. 内部音声だけを録音する
    2. 内部音声とマイクを同時に録る
    3. 音が入らないときの確認順
  5. 範囲指定を失敗しないコツ
    1. 必要な操作まで枠内に収める
    2. 解像度と文字の読みやすさを保つ
    3. 複数モニターでは対象を固定する
  6. 画質と保存形式の決め方
    1. 標準画質と高品質を使い分ける
    2. フレームレートを選ぶ
    3. 保存形式を用途で選ぶ
  7. 録画後に編集と変換をする方法
    1. 不要な前後をカットする
    2. 容量を小さくして共有する
    3. 別の形式へ変換する
  8. 録画できない場合の対処法
    1. 画面が黒くなる場合
    2. 録画中に動作が重い場合
    3. 録画ファイルが見つからない場合
  9. 標準機能やOBSとの違い
    1. WindowsやMac標準機能との違い
    2. OBS Studioとの違い
  10. VideoProcが向いている人
    1. 録画後の作業も減らしたい人
    2. 無料ソフトだけで足りる人
  11. VideoProcの画面録画FAQ
    1. 画面録画に関するよくある質問
  12. VideoProcで録画を効率化しよう

VideoProcの画面録画でできること

ノートに置いたクリップマイクのイメージ

VideoProc Converter AIは、動画変換や簡単な編集、AIによる画質補正などをまとめたソフトです。その中に画面録画機能が組み込まれています。まず、どこまでできるのかを確認しておきましょう。

画面と音声をまとめて記録できる

画面録画モードでは、デスクトップ全体または指定範囲の映像と一緒に、パソコンから流れる内部音声を記録できます。マイクを有効にすれば、自分の説明も同時に収録可能です。

たとえば、ソフトの操作方法を説明する動画なら、画面、操作音、ナレーションを一度に録れます。映像と音声を別々に収録してあとから合わせる必要がないため、短い手順動画を作るときほど手間を減らせるでしょう。

録画方式は、画面録画、カメラ録画、画面とカメラの同時録画、音声だけの録音に対応しています。Mac版では、iPhoneやiPadの画面をミラーリングして記録する機能も用意されています。

画面だけを撮りたい場合は「画面録画」、顔を小窓で重ねたい場合は「画面録画&カメラ録画」を選びます。音声だけを保存したいときは録音モードを使うため、目的に合わせて入口を変える仕組みです。

録画範囲を自由に指定できる

デスクトップ全体だけでなく、マウスで囲んだ範囲だけを録画できます。ブラウザの中身だけを見せたいときや、画面端に表示される通知、タスクバー、デスクトップのファイルを隠したいときに便利です。

範囲を狭くすると、見せたい場所へ視線を集めやすくなります。同時に録画する画素数が減るため、条件によってはファイル容量やパソコンへの負担も抑えられるかもしれません。

ただし、録画開始後に操作するメニューやダイアログが指定範囲の外へ開くと、その部分は映りません。事前に対象ソフトを一度動かし、必要な表示がすべて枠内に収まるか確認しておくのがコツです。

録画後の編集と変換まで進められる

画面録画だけなら、WindowsやMacの標準機能でも対応できます。VideoProc Converter AIを選ぶ意味が出るのは、録画後に不要部分を切り、容量を小さくし、用途に合う形式へ変換したい場合です。

録画開始前の待ち時間や、停止ボタンを押すまでの余白は、完成動画には必要ありません。VideoProc内のカット機能を使えば、別の編集ソフトを起動せずに前後を削れます。

さらに、共有先で再生しにくい形式だった場合は、MP4などへ変換できます。録画、確認、カット、変換という一連の作業を行き来せずに済む点が、時短につながる部分です。

画面録画を始める前の準備

机に立てたUSBマイクのイメージ

録画の失敗は、操作方法よりも事前準備で起こりがちです。保存先の空き容量、音声機器、通知、録画対象の表示状態を先に確認しておくと、撮り直しを減らせます。

対応環境と保存容量を確認する

VideoProc Converter AIにはWindows版とMac版があります。インストールする際は、使用中のOSに合う版を選んでください。古いインストーラーを保存している場合でも、公式サイトから現行版を取得するほうが迷いにくいでしょう。

録画した動画の容量は、画面の解像度、動きの多さ、画質、フレームレート、録画時間によって変わります。静止画に近い操作説明と、動き続けるゲーム映像では、同じ時間でも容量が同じになるとは限りません。

長時間録画する場合は、保存先ドライブに余裕を持たせてください。容量がぎりぎりだと、途中で保存できなくなったり、ほかのソフトの動作まで不安定になったりする可能性があります。正確な必要量を一律に決めるより、短い試し撮りから1分あたりの容量を見積もるほうが確実です。

対応OSやハードウェアアクセラレーションの条件は更新されることがあります。導入前には、メーカーが公開しているVideoProc Converter AIの技術仕様で、自分の環境を確認してください。

録音機器と通知を整える

マイクを使うなら、VideoProcを開く前にパソコンへ接続しておくと選択しやすくなります。USBマイク、イヤホンのマイク、パソコン内蔵マイクが同時に認識されていると、意図しない機器が選ばれることもあるためです。

WindowsとMacの音声設定を開き、使いたいマイクが入力機器として認識されているか確認します。入力レベルが反応しない場合は、VideoProc側を触る前にOS側の接続や権限を見直しましょう。

また、メール、チャット、予定表などの通知は止めておくのがおすすめです。通知には個人名やメッセージの一部が出る可能性があります。範囲指定の外だから大丈夫と思っていても、通知音だけが内部音声に入ることもあります。

会議や配信映像を録画する場合は、相手の同意やサービスの利用条件を確認してください。録画機能が使えることと、映像や音声を自由に保存・公開できることは別の話です。社内情報や個人情報が含まれる動画の保存場所にも注意しましょう。

最初に短いテスト録画をする

本番前には、10秒から30秒ほどの試し撮りをおすすめします。時間は一般的な目安ですが、映像、内部音声、マイクの3点を確認するには十分です。

ブラウザや動画を再生しながら、自分でも数秒話してみてください。録画後のファイルを開き、画面が滑らかか、パソコンの音が入っているか、声が小さすぎないかを確認します。

イヤホンを使わず、スピーカーから音を出しながらマイクも録音すると、内部音声をマイクが拾って二重に聞こえる場合があります。内部音声と自分の声を同時に入れたいなら、イヤホンやヘッドホンを使うと避けやすいですよ。

◆圭のワンポイントアドバイス

私は画面録画を始める前に、声を出しながら音量メーターが動くかを見て、短いファイルを実際に再生します。設定画面だけでは、二重音声や小さなノイズまで判断できません。数十秒の確認が、長時間の撮り直しを防いでくれます。

VideoProcで画面録画する手順

基本操作は、レコーダーを開き、録画方式と範囲、音声を決めてから録画を始める流れです。Windows版とMac版で細かな表示は異なりますが、考え方はほぼ変わりません。

レコーダー画面を開く

VideoProc Converter AIを起動すると、ホーム画面に複数の機能が表示されます。その中から「レコーダー」を選んでください。録画用の画面へ切り替わったら、上部に並ぶ録画方式を確認します。

パソコンの操作を撮る場合は「画面録画」を選択します。Webカメラだけを撮るなら「カメラ録画」、画面の隅に話している自分を表示したいなら、画面とカメラを同時に記録するモードを使います。

ここで選択を間違えても、録画前なら戻せます。まずは画面録画を選び、プレビューにデスクトップが映ることを確認しましょう。

VideoProc Converter AIの無料版で操作感を確認してから、録画後の変換や編集を含めて有料版が必要か判断すると、用途とのずれを避けやすくなります。ただし、無料版の制限内容はWindows版とMac版で異なる場合があるため、導入時に公式の比較表示を確認してください。

内部音声とマイクを設定する

録画画面には、パソコンの内部音声とマイク音声を切り替える項目があります。再生中の動画音声やソフトの効果音を入れたい場合は、スピーカーまたはオーディオの項目を有効にします。

自分の声も入れる場合は、マイクの項目を有効にしてください。複数のマイクが接続されている環境では、プルダウンから使用する機器を指定します。マイクを使わない動画ならオフにしておくと、キーボード音や室内の生活音が混ざりません。

内部音声とマイクは別々に考えるのが大切です。画面に流れる音だけなら内部音声をオン、声だけならマイクをオン、両方必要なら2つともオンにします。

録画したい内容 内部音声 マイク
無音の操作説明 オフ オフ
動画やゲームの音 オン オフ
自分の説明だけ オフ オン
操作音とナレーション オン オン

録画する範囲を指定する

画面全体を録画するなら、そのまま進めます。一部分だけを録画したい場合は「クロップ」を選び、プレビュー上で録画対象を囲んでください。

枠の端や角をドラッグすると範囲を調整できます。ブラウザを撮るなら、ページ本文だけでなく、操作に使うタブやアドレスバーを見せる必要があるかも考えて決めましょう。

範囲が決まったら、チェックマークなどの確定操作を行います。確定後はプレビューを見て、必要なボタンや文字が切れていないか確認してください。

細い範囲を無理に拡大して録画すると、完成動画で文字が読みにくくなることがあります。共有先が横長の動画を想定しているなら、16対9に近い横長の範囲を選ぶと扱いやすいでしょう。ただし、縦型動画として公開する場合は、公開先の表示に合わせて縦長に指定します。

録画を開始して停止する

範囲と音声を設定したら、右下の「REC」を押します。カウントダウンを有効にしている場合は、数秒後に録画が始まります。この間に対象のウィンドウへ切り替え、最初の操作に備えてください。

録画中は、余計なウィンドウを開かず、普段より少しゆっくり操作すると見やすい動画になります。マウスを忙しく動かすと、視聴者がどこを見ればよいのか分からなくなりがちです。

録画を終えるときは、停止ボタンまたは設定されているショートカットキーを使います。Windows版の公式マニュアルでは、初期状態の終了キーとして「Ctrl+R」が案内されています。設定で変更している場合は、現在の割り当てを優先してください。

録画が終わると、保存されたファイルが一覧へ追加されます。必ずその場で再生し、開始直後、途中、終了前を確認しましょう。長い動画でも、少なくとも映像と音声が最後まで続いているかは見ておきたいところです。

音声をきれいに録る設定

開いたノートとノートパソコンを並べたイメージ

画面録画では映像に目が向きますが、説明動画の分かりやすさを左右するのは音声です。ここでは、内部音声とマイクを使い分ける方法、音量の決め方、音が入らない場合の確認順を紹介します。

内部音声だけを録音する

ウェビナーの音声、ゲーム音、ブラウザで再生する動画など、パソコンから出る音だけを記録する場合は、内部音声をオンにしてマイクをオフにします。

マイクを切っておけば、キーボードを打つ音や椅子のきしみ、エアコンの音は基本的に入りません。声を入れない資料動画や、あとからナレーションを加える素材にも向いています。

一方、アプリごとに音声を分けて録音する機能ではありません。通知音や別のタブの音が鳴れば、一緒に記録される可能性があります。録画対象以外のアプリは閉じるか、通知と音を止めてください。

内部音声とマイクを同時に録る

ゲーム実況や操作解説では、内部音声とマイクを両方オンにします。ただし、2つの音量差が大きいと、どちらかが聞き取りにくくなります。

自分の声を中心に届けたい動画なら、再生する音を少し控えめにして、マイクとのバランスを取ります。声が小さいからとマイクを最大まで上げると、サーッという雑音や周囲の音まで目立つかもしれません。

まずOS側の入力レベルを調整し、口元とマイクの距離を一定にします。そのうえで試し撮りを再生してください。音量メーターが動いていても、聞きやすいとは限りません。

スピーカーの音を内部音声として記録しながら、その音をマイクでも拾うと、エコーのように聞こえる場合があります。同時録音ではイヤホンを使うと、音の回り込みを抑えやすくなります。

音が入らないときの確認順

録画後に無音だった場合は、いきなり再インストールするのではなく、原因を一つずつ切り分けます。最初に、VideoProcの内部音声とマイクのアイコンが有効になっていたか確認してください。

次に、正しいマイクが選択されているかを見ます。Webカメラ、ヘッドセット、内蔵マイクがある環境では、使っていない機器へ入力先が切り替わっていることがあります。

それでも入らない場合は、WindowsまたはMacのプライバシー設定を開き、VideoProcにマイクの使用が許可されているか確認します。Macでは、画面収録や音声に関する権限を変更したあと、アプリの再起動が必要になることもあります。

Bluetoothイヤホンを使っているなら、一度切断し、パソコン内蔵の出力や有線イヤホンで試す方法もあります。接続先が変わったタイミングで、音声の入力先や出力先まで切り替わることがあるためです。

◆圭のワンポイントアドバイス

音が入らないときは、「内部音声もマイクも駄目なのか」「片方だけ駄目なのか」を分けて考えます。内部音声だけ、マイクだけの短い録画を作ると、確認する場所が一気に絞れますよ。

範囲指定を失敗しないコツ

範囲録画は、見せたくない情報を隠し、動画を見やすくするうえで役立ちます。ただ、狭く囲めばよいわけではありません。録画中に動くウィンドウやメニューまで想定する必要があります。

必要な操作まで枠内に収める

録画前に、説明する操作を最初から最後まで一度通してみてください。ボタンを押したあとに別ウィンドウが開く、保存画面が右側へ出る、メニューが下へ伸びるといった動きが分かります。

枠のぎりぎりに対象を置くと、影やポップアップの一部が切れやすくなります。数十ピクセル程度の余白を持たせる感覚で、少し広めに指定するほうが安心です。

反対に、デスクトップ全体を録画してあとから切り抜く方法もあります。編集の手間は増えますが、途中で表示が枠外へ出る心配を減らせます。どちらがよいかは、情報を隠す必要性と操作範囲で決めましょう。

解像度と文字の読みやすさを保つ

高解像度のモニター全体を録画し、小さな動画として共有すると、画面内の文字が読みにくくなることがあります。操作説明では、広さよりも文字の大きさを優先してください。

ブラウザの表示倍率を上げ、対象のウィンドウを適度な大きさにしてから範囲を指定すると、細かな設定項目も見やすくなります。録画後に無理に拡大するより、収録時点で読みやすくしておくほうが自然です。

また、公開先の縦横比と大きく違う範囲を録ると、左右や上下に余白が出る場合があります。YouTube向けの横長動画、スマートフォン向けの縦型動画など、完成形を考えて枠を決めると編集が楽になります。

複数モニターでは対象を固定する

複数のモニターを使っている場合は、録画対象がどちらの画面に表示されているか確認します。録画を始めたあとにウィンドウを別のモニターへ移すと、指定範囲から外れてしまいます。

録画するモニターには対象ソフトだけを置き、台本や時間確認などはもう一方へ表示すると作業しやすくなります。ただし、マウスを別画面へ移動する様子まで録画される設定では、視線が散る原因になります。

機密情報を含む画面は録画対象ではないモニターへ移し、タスクバーのプレビューや通知にも表示されない状態にしておきましょう。範囲指定は便利ですが、個人情報を守る最後の手段ではありません。

画質と保存形式の決め方

机に置いたヘッドセットとノートパソコンのイメージ

画質を上げれば、必ず使いやすい動画になるわけではありません。文字の読みやすさ、動きの滑らかさ、ファイル容量、編集に使うパソコンの性能を合わせて考える必要があります。

標準画質と高品質を使い分ける

VideoProcの録画設定では、標準画質と高品質を用途に応じて選べます。公式マニュアルでは、一般的な録画の目安として高品質は約5,500kbps、標準画質は約4,500kbpsと案内されています。ただし、可変ビットレートが採用されているため、実際の値や容量は映像の動きによって変わります。

表計算ソフトやWebサービスの操作説明では、画面の変化が比較的少ないため、標準画質でも十分なことがあります。細かな文字、ゲーム、動きの多い映像を記録するなら、高品質から試すとよいでしょう。

画質を上げるほど容量と処理負荷が増える傾向があります。長時間の会議記録なら容量を優先し、公開用の操作動画なら文字の鮮明さを優先するなど、目的に合わせるのが現実的です。

フレームレートを選ぶ

フレームレートは、1秒間に何枚の画像を表示するかを表します。数値が高いほど動きは滑らかになりますが、録画や編集の負荷、ファイル容量も増えやすくなります。

資料説明や通常のソフト操作なら、極端に高い設定は必要ありません。一方、ゲームや動きの速い映像では、滑らかさが見やすさにつながります。

公式機能ページでは4K・60fpsの録画対応が案内されていますが、すべてのパソコンで同じように軽く動くという意味ではありません。モニターの解像度、CPUやGPU、保存先ドライブの速度などが影響します。

録画中に映像が飛ぶ場合は、範囲や解像度を小さくするか、フレームレートと画質を一段下げて試してください。最大設定を選ぶより、最後まで安定して記録できる設定のほうが大切です。

保存形式を用途で選ぶ

公式マニュアルでは、録画動画の保存形式としてMP4、FLV、MOV、MKV、TSが案内されています。迷った場合は、対応機器や共有サービスが多いMP4を基準にすると扱いやすいでしょう。

MOVはMacを中心とした作業環境で使われることがあり、MKVは複数の音声などを扱う用途に向いています。ただし、共有相手の環境によっては、そのまま再生できない可能性があります。

録画時の形式選びを間違えても、VideoProcの変換機能で用途に合う形式へ変えられます。録画、カット、圧縮、MP4への変換を一つのソフトで済ませたい人ほど、画面録画専用ソフトとの違いを感じやすい部分です。

録画方式や保存形式の現行仕様は、メーカーのVideoProc Converter AI公式録画マニュアルでも確認できます。

録画後に編集と変換をする方法

机に並べたマイクとノートのイメージ

録画ファイルをそのまま渡せる場合もありますが、開始前後の余白や言い間違いを残すと見づらくなります。必要な部分だけを残し、共有しやすい容量と形式に仕上げましょう。

不要な前後をカットする

録画直後には、RECを押してから操作を始めるまでの待ち時間と、操作を終えて停止するまでの数秒が残ります。まず、この前後を削るだけでも動画の印象がすっきりします。

VideoProcのビデオ機能へ録画ファイルを追加し、カットまたはトリミングの項目を開きます。残したい開始位置と終了位置を指定し、内容を確認してから出力してください。

途中の言い間違いを消す場合は、削除した前後で画面や音声が急に飛ばないか確認します。操作手順まで抜けてしまうなら、短い字幕や静止画で補う方法もあります。

元ファイルは、完成版の確認が終わるまで残しておきましょう。上書きすると、切りすぎた場合に戻せません。元データと公開用データの保存先やファイル名を分けると安全です。

容量を小さくして共有する

メールやチャットには、添付できる容量の上限があります。長い録画をそのまま送れない場合は、不要部分を切ったうえで圧縮します。

解像度、ビットレート、フレームレートを下げれば容量は小さくなりますが、文字がつぶれるほど下げると操作説明として役に立ちません。短い区間を変換し、文字の読みやすさを確認してから全体を処理すると失敗を減らせます。

社内共有なら、ファイルそのものを添付せず、アクセス権を設定したクラウドストレージへ保存する方法もあります。ただし、会社の規則や保存期限、閲覧できる人の範囲を確認してください。

別の形式へ変換する

録画した形式が共有先に対応していない場合は、VideoProcの変換画面へファイルを追加し、出力形式を選びます。幅広い機器で再生するなら、一般的にはMP4が候補です。

変換時には、映像だけでなく音声が残っているかにも注意してください。出力設定を変更すると、音声形式やチャンネルが変わる場合があります。

画面録画のたびに別の変換ソフトや圧縮サービスへファイルを移す手間を減らしたい場合は、VideoProc Converter AIの一体型の構成が合いやすいかなと思います。録画だけが目的なら機能が多く感じる一方、編集や変換まで毎回行う人には時間を減らしやすい選択です。

録画できない場合の対処法

画面が黒い、動作が重い、保存先が分からないといった問題は、録画対象や権限、負荷、保存設定を順番に確認すると原因を見つけやすくなります。

画面が黒くなる場合

特定の動画配信サービスやアプリでは、著作権保護の仕組みによって映像部分が黒く録画される場合があります。これはVideoProcの設定だけで直せるとは限りません。

保護された映像を回避して録画する方法はおすすめできません。サービスの利用規約やコンテンツの権利を確認し、許可されたダウンロード機能や視聴方法を利用してください。

通常のソフトまで黒くなる場合は、VideoProcと録画対象を再起動し、画面収録の権限やグラフィックドライバーを確認します。Windowsでは管理者権限の違いによって、対象ウィンドウを正常に取得できないケースも考えられます。

録画中に動作が重い場合

録画中にマウスが引っかかったり、完成動画の一部が飛んだりする場合は、パソコンへ負荷がかかりすぎている可能性があります。使っていないブラウザのタブや常駐ソフトを閉じてから再度試してください。

次に、録画範囲、解像度、画質、フレームレートを下げます。4Kのデスクトップ全体を高いフレームレートで撮るより、必要なウィンドウだけを録るほうが負荷を抑えやすくなります。

保存先が低速な外付けドライブの場合は、内蔵ドライブへ変更すると改善することもあります。ただし、空き容量が少ないドライブは避けてください。

VideoProcは対応するGPUでハードウェアアクセラレーションを利用できます。ドライバーが古い場合や、自動検出がうまくいかない場合は、公式仕様とパソコンメーカーの案内を確認しましょう。

録画ファイルが見つからない場合

録画後の一覧にファイルが表示されているなら、フォルダーを開く操作から保存場所を確認できます。見当たらない場合は、設定画面にある録画ファイルの保存先を見てください。

ファイル名や更新日時で検索する方法もあります。録画した形式がMP4とは限らないため、MOVやMKVなど、選択した拡張子も対象にしましょう。

保存先フォルダーへの書き込み権限がないと、正常に保存できない可能性があります。外付けドライブや共有フォルダーではなく、まず自分の動画フォルダーなどへ短いテスト録画を保存して切り分けてください。

標準機能やOBSとの違い

開いたノートとスマートスピーカーを並べたイメージ

VideoProcがすべての人に必要なわけではありません。WindowsやMacの標準機能、無料で使えるOBS Studioにも、それぞれ合う用途があります。録画後に何をするかまで考えて選びましょう。

WindowsやMac標準機能との違い

短い操作をすぐ記録するだけなら、OSの標準機能は手軽です。追加ソフトを入れずに始められ、費用もかかりません。たまにしか録画しない人には十分な場合があります。

一方、録画対象や内部音声の扱いには、OSや使用する標準アプリごとの制約があります。録画後に形式変換や圧縮が必要になると、別の機能やソフトへ移動することになります。

VideoProcは、録画範囲と音声を同じ画面で決め、その後のカットや変換まで続けたい人向けです。便利さの中心は、録画性能だけでなく作業のつながりにあります。

OBS Studioとの違い

OBS Studioは無料で、複数の映像や音声を組み合わせた配信、場面の切り替え、細かな音声調整などに対応します。ゲーム配信や継続的なライブ配信では、有力な選択肢です。

ただ、初めて触ると、ソース、シーン、音声ミキサー、出力設定など、覚える項目が多く感じられるかもしれません。設定を細かく作り込みたい人には魅力ですが、画面の一部と音をすぐ録りたい人には準備が重くなることがあります。

VideoProcは、複雑な配信画面を作ることより、録画からファイル完成までを分かりやすく進めたい人に向きます。逆に、複数カメラや高度な配信演出を扱いたいなら、OBS Studioのほうが目的に合うでしょう。

◆圭のワンポイントアドバイス

選ぶ基準は無料か有料かだけではありません。毎回どれだけ設定し、録画後にいくつのソフトを行き来するかも時間のコストです。単発の録画なら標準機能、配信を作り込むならOBS、録画後の編集や変換までまとめるならVideoProcという分け方が分かりやすいですよ。

VideoProcが向いている人

VideoProc Converter AIの価値は、録画機能単体よりも、録画した素材をそのまま加工できる点にあります。必要な機能と作業頻度を見て、自分に合うか判断してください。

録画後の作業も減らしたい人

操作説明や会議記録を頻繁に作り、毎回カット、圧縮、形式変換をしている人には向いています。複数のソフトを開き、ファイルを読み込み直す回数を減らせるからです。

画面の必要部分だけを録り、内部音声とマイクを同時に入れ、不要な前後を削ってMP4で出力する。この流れを一つのソフトで進められるため、同じ作業を繰り返すほど時短効果を感じやすくなります。

AIによる画質補正やフレーム補間なども含まれますが、画面録画だけなら必須ではありません。使いたい機能が録画と簡単な編集だけなのか、動画処理全体なのかを考えてください。

無料ソフトだけで足りる人

月に一度、数分の画面を録るだけで、そのまま保存できればよい人は、WindowsやMacの標準機能から試すのが自然です。録画後の変換や圧縮をしないなら、VideoProcの機能を持て余す可能性があります。

また、配信画面を細かく作り込みたい人、複数の音声を個別に調整したい人は、OBS Studioなどの配信向けソフトも比較したほうがよいでしょう。

有料版を検討する際は、価格だけでなく、無料版の制限、利用できる端末数、更新の扱いを公式購入画面で確認してください。キャンペーンやプランは変わることがあるため、記事内の固定価格だけで決めないほうが安心です。

VideoProcが合いやすいのは、画面録画だけでなく、カット、圧縮、変換まで一つのソフトで終えたい人です。標準機能やOBSの準備に手間を感じているなら、作業時間を含めて比較してみてください。

VideoProcの画面録画FAQ

机に置いた白いカードの束のイメージ

最後に、画面録画を始める前によく出る疑問をまとめます。音声や無料版の制限は環境やバージョンでも変わるため、実際の設定画面と合わせて確認してください。

画面録画に関するよくある質問

Q1. VideoProcで内部音声だけを録画できますか?

A. できます。画面録画の設定でパソコンの内部音声をオンにし、マイクをオフにしてください。録画中に通知音や別のアプリの音が鳴ると一緒に入る可能性があるため、不要なアプリは閉じておくと安心です。

Q2. 画面の一部分だけを録画できますか?

A. クロップ機能を使い、マウスで録画したい範囲を指定できます。録画中に開くメニューや別ウィンドウが枠外へ出ないよう、事前に操作を一度確認し、少し余白を持たせるのがコツです。

Q3. 内部音声と自分の声を同時に入れられますか?

A. 内部音声とマイクを両方オンにすれば同時録音できます。スピーカーの音をマイクが拾うと二重に聞こえることがあるため、イヤホンを使い、短いテスト録画で音量のバランスを確認してください。

Q4. 無料版でも画面録画できますか?

A. 無料版でも録画機能を試せますが、Windows版では透かし、Mac版では録画時間などの制限が設けられている場合があります。制限内容は変更される可能性があるため、ダウンロード時に公式サイトの無料版と製品版の比較を確認してください。

Q5. 録画した動画はどの形式で保存できますか?

A. 公式マニュアルでは、MP4、FLV、MOV、MKV、TSへの保存が案内されています。共有しやすさを優先するならMP4が候補です。用途に合わない場合は、録画後にVideoProcの変換機能で形式を変更できます。

VideoProcで録画を効率化しよう

VideoProc Converter AIで画面録画する基本の流れは、レコーダーを開き、画面録画を選び、内部音声とマイク、録画範囲を設定してRECを押すだけです。

失敗を防ぐポイントは、本番前に短いテスト録画をすること。映像だけでなく、内部音声、マイク、二重音声、文字の読みやすさまで再生して確認してください。

録画範囲は、必要なメニューやウィンドウが収まるよう少し余裕を持たせます。動作が重ければ、範囲、解像度、画質、フレームレートを一段ずつ下げると原因を見つけやすくなります。

画面をたまに撮るだけなら、WindowsやMacの標準機能でも十分かもしれません。高度なライブ配信を作るならOBS Studioが候補です。

一方、録画したあとにカット、圧縮、形式変換まで行うなら、VideoProcは作業を一か所へまとめやすいソフトです。あなたが減らしたいのは購入費でしょうか、それとも毎回の設定とファイル移動に使う時間でしょうか。日頃の作業回数まで含めて選ぶと、自分に合う答えが見えてきます。

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