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こんにちは、道具しらべの圭です。
パソコンの操作方法を動画で伝えるなら、画面を録画したあとに不要な場面を切り、字幕や音声を整えるところまで考える必要があります。録画と編集で別々のソフトを使うこともできますが、動画を移動したり設定を合わせたりする手間が増えがちです。
CapCutなら、PC画面を録画して、そのまま編集画面へ進めます。特に、操作解説、社内マニュアル、講座動画、ゲーム実況など、録画後の加工が欠かせない用途と相性のよい選択肢です。
一方、画面を数十秒保存するだけなら、WindowsやMacの標準機能で十分なこともあります。この記事では、CapCutで画面録画を始める手順から、カット、字幕、音声調整、書き出しまでを順番に解説します。どこまで編集するかを考えながら、自分に合う方法を見つけてください。
- CapCutでPC画面を録画する手順
- 画面と音声を失敗せずに収録する設定
- 録画後にカットや字幕を加える方法
- CapCutとOS標準録画の使い分け
CapCutの画面録画とは

CapCutの画面録画は、パソコン上の操作を動画として記録し、その素材を編集につなげられる機能です。まずは、何ができるのか、どのような人に合うのかを確認しておきましょう。
録画から編集まで行える
CapCutを使う大きな理由は、画面の収録から動画編集までを同じサービス内で進められることです。録画を終えたあとに編集を選べば、収録した映像をタイムラインへ配置し、不要部分の削除や字幕の追加へ進めます。
別の録画ソフトを使う場合、保存先から動画ファイルを探し、編集ソフトへ読み込む作業が必要です。ファイル形式や解像度が合わず、変換に時間を取られることもあるでしょう。CapCutでは、この受け渡しを減らせるのが利点です。
公式案内では、デスクトップ版のホーム画面から録画を開始し、終了後に動画を保存するか、追加編集へ進む流れが紹介されています。画面全体だけでなく、特定のウィンドウや範囲を選べる場合もあります。ただし、表示される項目はアプリの版や利用環境によって変わる可能性があるため、実際の画面で確認してください。
ブラウザで使えるオンライン版にも画面収録機能があります。対応する録画範囲や音声の扱いはブラウザ側の権限にも左右されるので、長い動画を作るなら、事前に短い試し撮りをするのが確実です。
編集が必要な人に向く
CapCutが向いているのは、録画した映像をそのまま提出する人ではなく、見やすい形に仕上げたい人です。たとえば、ソフトの操作説明では、クリックする場所を待っている時間や入力ミスが映り込みます。その部分を切るだけでも、視聴者が内容を追いやすくなります。
話しながら収録すると、言い直しや無音部分も入りやすいものです。カットに加えて自動字幕や音声調整を使えば、説明動画としての完成度を上げられます。ウェブカメラを重ねられる環境なら、画面を見せながら顔も表示する講座や実況にも使えるでしょう。
CapCutを選ぶ目安
録画後にカット、字幕、音量調整のうち一つでも行うなら、録画から編集まで続けられる利点を感じやすくなります。保存だけが目的なら、OS標準機能のほうが手早い場合があります。
無料版と有料版の違い
CapCutには無料で利用できる機能と、有料プランで提供される機能があります。画面録画や基本的な編集を試せる場合でも、一部の素材、効果、AIを利用した機能、クラウド容量などは有料扱いになることがあります。
有料機能を含む素材や効果には、編集画面上でProなどの表示が付くことがあります。無料で仕上げたいときは、書き出す直前ではなく、素材を選ぶ段階で表示を確かめてください。完成後に有料素材へ気づくと、差し替えに時間がかかります。
CapCut Proには月額と年間の契約方法が案内されていますが、料金や対象機能は地域、購入経路、キャンペーン、利用端末などによって変わる可能性があります。正確な金額は契約画面で確認しましょう。
自動字幕や高度な編集機能を継続的に使う場合は、CapCut Proの対象機能と現在の料金を公式画面で確認できます。(出典:CapCut公式「月間または年間プラン」)
録画前に準備すること

画面録画は、録画ボタンを押してから直すより、始める前の準備で仕上がりが大きく変わります。映像、音声、通知、保存容量を先に確認しておきましょう。
録画範囲を決める
最初に決めたいのは、画面全体を映すのか、一つのウィンドウだけを映すのか、必要な範囲だけを囲むのかです。操作するアプリが一つなら、ウィンドウまたは指定範囲だけを録画したほうが余計な情報を見せずに済みます。
複数のアプリを行き来する説明では、画面全体の録画が便利です。ただし、デスクトップ上のファイル名、ブラウザのお気に入り、別のアプリから届く通知なども映り込みます。仕事用の資料を扱う場合は、個人名、メールアドレス、顧客情報、社内URLが見えていないか細かく確認してください。
動画を公開する場所も考えておきます。YouTubeや一般的なパソコン向け動画なら横長、短いSNS動画なら縦長が中心です。縦長動画にパソコン画面全体を押し込むと文字が小さくなるため、重要な場所を拡大する編集まで見込んで収録するとよいでしょう。
機密情報の映り込みに注意
録画開始前に不要なタブとアプリを閉じ、通知を止めてください。パスワード管理画面、決済情報、チャット、顧客データが映った場合は、公開前に該当箇所を削除するか、確実に隠す必要があります。
マイクと音声を確認する
操作音だけを録るのか、自分の声も入れるのかで設定が変わります。マイクを使う場合は、パソコン内蔵マイク、イヤホンマイク、外付けマイクの中から、実際に使用する機器を選びます。
マイク名が複数並ぶときは、声を出しながら入力メーターが動くか確認してください。Bluetoothイヤホンは接続状態によって入力先が切り替わることもあります。選んだつもりでも内蔵マイクで録音されていた、という失敗は珍しくありません。
システム音声は、動画やアプリの音を収録するときに必要です。一方、操作説明へ自分の声だけを付けるなら、余計な通知音を避けるためにシステム音声を切る方法もあります。会議や配信サービスを録画する場合は、サービスの利用規約、著作権、参加者の同意も確認してください。
本番前には10秒ほど試し撮りし、声量とシステム音の釣り合いを聞きます。声が小さすぎる状態は、編集で音量を上げると雑音まで目立つことがあります。マイクを口元へ近づけ、周囲の音を減らして録るほうが自然です。
通知と保存容量を確認する
メール、チャット、カレンダー、セキュリティソフトなどの通知は、録画中にも表示されます。通知の内容を隠すだけでなく、収録をやり直さないためにも、OSの集中モードや通知を停止する機能を使っておきましょう。
また、録画時間が長いほど動画ファイルは大きくなります。空き容量が少ないと、途中で録画が止まったり、保存や書き出しに失敗したりする可能性があります。不要なファイルを消す前に、重要なデータを誤って削除しないよう注意しながら保存先を確認してください。
ノートパソコンでは電源も見落とせません。長時間の録画や動画編集は電力を消費し、端末への負荷も高くなります。電源へ接続し、不要なアプリを終了させておくと安心です。
◆圭のワンポイントアドバイス
長い解説を一度で完璧に録ろうとすると、後半のミスで最初からやり直すことになりがちです。内容を数分ずつの区切りに分けて録ると、撮り直しも編集も軽くなりますよ。
CapCutで画面録画する手順

準備ができたら、CapCutで実際に録画します。ここではデスクトップ版を中心に、開始から編集画面へ移るまでの流れを追っていきます。
CapCutを起動する
CapCutのデスクトップ版をインストールし、アプリを起動します。入手するときは、広告から似た名前のソフトへ進まないよう、公式サイトかOSの正規ストアを利用してください。
起動後、ホーム画面にある画面録画の項目を探します。表示名は「画面録画」「Record screen」など、言語設定やアプリの版によって異なる場合があります。ホーム画面に見当たらないときは、新しいプロジェクトを作成し、メディアの読み込み付近にある録画メニューも確認しましょう。
初めて使う際は、OSから画面収録、マイク、カメラへのアクセス許可を求められることがあります。必要なものだけを許可してください。Macではプライバシーとセキュリティの設定変更後に、アプリの再起動が必要になる場合もあります。
録画する画面を選ぶ
録画メニューを開いたら、画面全体、特定のウィンドウ、指定範囲などから目的に合うものを選びます。CapCut公式のオンライン画面録画でも、画面全体や特定のアプリ、選択した範囲などを収録する方法が案内されています。
一つのソフトだけを説明するなら、特定のウィンドウを選ぶと余計なものが入りません。ただし、録画中に別のアプリへ切り替えても、その画面が収録されないことがあります。操作の途中で何を表示するかを先に確認してください。
範囲指定を使う場合は、メニューや確認画面が選択範囲の外へ開かないか試します。録画対象のアプリを拡大したり、ブラウザの表示倍率を調節したりして、動画内の文字が読める大きさにしておくと見やすくなります。
ブラウザ版を使う場合の選択肢や基本操作は、CapCut公式のオンライン画面録画で確認できます。ブラウザやアカウントによって表示が異なる可能性はあります。
音声とカメラを設定する
次に、マイク、システム音声、ウェブカメラの使用を設定します。声で解説するならマイクを有効にし、正しい入力機器を選びます。アプリの音も必要なら、システム音声の収録を有効にしてください。
ウェブカメラを使うと、操作画面の上に話し手の映像を重ねられる場合があります。講座や実況では表情を見せられる反面、画面の一部が隠れます。重要なボタンとカメラ映像が重ならない位置を選びましょう。
イヤホンを使わずにパソコンのスピーカーから音を出すと、その音をマイクが拾い、二重に聞こえたり反響したりすることがあります。システム音声とナレーションを一緒に録るなら、イヤホンを使う方法が無難です。
録画を開始して停止する
範囲と音声を設定したら、録画開始ボタンを押します。公式案内では、開始前に数秒のカウントダウンが入る流れが示されています。カウント中に録画対象の画面へ切り替え、最初の操作へ備えてください。
録画中は、マウスを急に動かさず、視聴者が位置を追える速さで操作します。クリックする前に一瞬止めると、字幕や拡大を入れなくても場所が伝わりやすくなります。説明を間違えたときは慌てて止めず、数秒黙ってから同じ文を言い直すのも一つの方法です。無音部分が目印になり、あとで切りやすくなります。
必要な操作が終わったら停止ボタンを押します。停止用の小さな操作欄が表示される場合は、その位置を録画前に覚えておきましょう。キーボードの停止操作が表示される環境なら、それも確認しておくとスムーズです。
録画直後に確認したいこと
映像の冒頭と最後、マイク音声、システム音声、文字の読みやすさを確認します。全編を見る時間がなくても、この四つを確かめれば大きな撮り直しを減らせます。
編集画面へ移動する
録画終了後は、端末へ保存する選択肢と、さらに編集する選択肢が表示される場合があります。字幕やカットを入れるなら、追加編集に相当する項目を選びましょう。録画素材がCapCutの編集画面に入り、タイムライン上で扱える状態になります。
この時点で、元の録画データも保存できるなら残しておくと安心です。編集を間違えたり、別の縦横比で作り直したりするときに利用できます。保存場所とファイル名には、内容と収録日が分かる名前を付けておくと探しやすくなります。
編集画面へ移ったら、まず最初から最後まで早送りしながら確認します。撮り直すほどの問題がないと分かってから字幕や装飾へ進むほうが、作業の無駄を抑えられます。
録画した動画を編集する

ここからは、画面録画を見やすい動画へ仕上げます。装飾を増やす前に、不要部分、字幕、音声の順で手を入れると進めやすくなります。
不要な部分をカットする
録画素材をタイムラインへ置き、再生位置を不要部分の始まりへ合わせて分割します。次に、不要部分の終わりでも分割し、間のクリップを削除します。冒頭の準備時間、操作待ち、言い直し、個人情報が映った場面などを対象にしてください。
切りすぎると、画面が突然変わって視聴者が操作を見失います。クリック直前と画面の切り替わり直後には、少し余白を残すのがコツです。テンポだけを優先せず、初めて操作する人が理解できる速さを意識しましょう。
長い読み込み時間は全部残す必要がありません。途中を短く切り、必要なら「読み込みを待ちます」と字幕を入れると内容が伝わります。同じ操作が続く部分は、速度を上げる方法もありますが、速すぎると画面酔いにつながるため控えめに使ってください。
自動字幕を追加する
声を入れた動画では、自動字幕を使うと文字起こしの負担を減らせます。編集画面の字幕またはキャプションに関するメニューから自動生成を選び、話している言語を指定して処理を始めます。
ただし、自動字幕は完成原稿ではありません。商品名、人名、ソフト名、数字、同音異義語は誤変換されやすいため、必ず動画を再生しながら直してください。「CapCut」のような固有名詞も、別の表記になる可能性があります。
字幕は一度に詰め込みすぎず、話す区切りに合わせます。パソコン操作の解説では、字幕がメニューやボタンを隠さないよう配置することも大切です。画面下に重要な項目がある場面だけ、字幕の位置を変える判断も必要でしょう。
自動字幕は作成時間を短くする下書きと考えると使いやすくなります。誤字を残すと操作名が伝わらないだけでなく、動画全体の信頼感にも影響します。最後は人の目で読み直してください。
音声を聞きやすくする
音声編集では、最初に全体の音量をそろえます。声が小さい箇所だけを無理に大きくすると雑音も目立つため、必要に応じてクリップを分けて調節してください。
CapCutでは、利用環境に応じてノイズ低減や声を聞きやすくする機能が表示されることがあります。エアコンやパソコンのファンのような一定の雑音には役立つ場合がありますが、強く処理すると声がこもったり、不自然になったりすることもあります。
処理前と処理後をイヤホンで聞き比べ、自然なほうを選びましょう。BGMを加えるなら、話している内容を邪魔しない音量まで下げます。操作解説では、BGMがなくても問題ありません。情報を伝える動画では、声の明瞭さが優先です。
◆圭のワンポイントアドバイス
音声の加工は、効かせるほどよいとは限りません。ノイズ低減を使ったあとに「サ行が不自然ではないか」「語尾が消えていないか」を確認すると、聞き疲れしにくい音へ近づけられます。
文字や図形で補足する
マウス操作だけで分かりにくい場所には、矢印、囲み、短い説明文を加えます。重要なボタンを数秒囲むだけでも、視聴者は迷いにくくなります。
ただし、すべてのクリックへ装飾を入れる必要はありません。色や動きが多すぎると、操作より演出へ目が向いてしまいます。一つの動画で使う色や文字の形をある程度そろえ、重要度の高い場所だけに使いましょう。
画面内の文字が小さいときは、該当箇所を拡大する方法があります。拡大前後の動きを急にすると見づらいため、視聴者が場所を把握できる程度の移動時間を残してください。補足文は短くし、詳しい説明は音声か字幕に任せると画面がすっきりします。
動画を書き出す
編集が終わったら、書き出し画面を開きます。解像度、フレームレート、形式、保存場所などを確認し、用途に合う設定を選びます。
一般的な操作解説では、元の録画と同等の解像度を基準にするとよいでしょう。元映像より高い解像度を選んでも、細かな文字が必ず鮮明になるわけではありません。その一方で、ファイル容量や処理時間は増える可能性があります。
高解像度での書き出し可否は、端末、OS、CapCutの利用環境などによって異なる場合があります。また、有料素材や有料機能を使っていると、書き出し時に案内が表示されることもあります。
無料版で不足を感じる場合は、必要な書き出し設定やPro機能が有料プランの対象になっているか見極めておくと安心です。勢いで年間契約を選ぶのではなく、作る本数と使いたい機能から判断するのが現実的です。
書き出し後は、完成ファイルを最初から最後まで再生します。音ずれ、字幕の欠け、黒い余白、個人情報、編集途中の画面が残っていないかを確認してから共有してください。
録画できないときの対処法
録画ボタンが見つからない、画面が黒い、音が入らないといった問題は、アプリだけでなくOSやブラウザの設定が原因になることもあります。順番に切り分けていきましょう。
録画項目が見つからない
まず、CapCutがデスクトップ版かブラウザ版かを確認します。同じCapCutでも、端末や提供形態によって画面構成と機能が異なります。ホーム画面に録画項目がない場合は、新規プロジェクト内のメディア、読み込み、カメラに関するメニューを確認してください。
次に、アプリを最新版へ更新し、再起動します。更新によって機能の場所が変わることもあるため、以前の解説画像と自分の画面が一致しない場合があります。
それでも見つからないときは、利用中の地域、アカウント、端末で機能が提供されていない可能性も考えられます。無理に古い版を非公式サイトから入れず、CapCutの公式ヘルプで対応状況を確認してください。
画面が黒く録画される
黒い画面になる場合は、最初に画面収録の権限を確認します。Macではシステム設定のプライバシーとセキュリティから、CapCutまたは利用ブラウザへ画面収録を許可する必要があります。設定変更後は、アプリを閉じて起動し直してください。
特定の動画配信サービスや保護された映像だけが黒くなる場合は、著作権保護の仕組みによって録画が制限されている可能性があります。制限を回避する方法を探すのではなく、サービスの規約に従いましょう。
アプリのウィンドウだけが映らない場合は、録画対象を画面全体へ変えて試します。それでも改善しなければ、CapCutとOSの更新、パソコンの再起動、グラフィック関連の設定確認を順番に行ってください。
音声が録音されない
音が入らないときは、マイク音声とシステム音声を分けて確認します。自分の声が入らない場合は、CapCutまたはブラウザにマイクの権限があるか、正しい入力機器を選んでいるかを見ます。
パソコン内の音だけが入らない場合は、録画設定でシステム音声が有効になっているか確認してください。ブラウザでタブを録画する場合は、共有画面を選ぶ際にタブ音声の共有項目が表示されることがあります。
原因が分からないときは、マイクだけ、システム音声だけ、両方という順に短く録画すると切り分けやすくなります。録画後は波形の有無だけで判断せず、実際に再生して確かめましょう。
録画や編集が重い
録画映像が途切れたり編集画面が止まったりするときは、不要なアプリとブラウザのタブを閉じます。画面録画と動画編集は、メモリ、処理装置、保存領域を同時に使う作業です。
録画範囲や解像度を必要以上に大きくしないことも有効です。最終的に小さな動画として公開するなら、高い設定へこだわるより、操作が滑らかに映ることを優先したほうが見やすくなります。
長時間の素材は複数に分けて収録し、編集する方法もあります。保存先の空き容量を確保し、端末が熱くなっている場合は一度作業を止めてください。改善しない場合は、OS標準機能で録画し、完成した動画をCapCutへ読み込む方法も選べます。
OS標準録画との使い分け

CapCutを使うべきか迷ったら、録画後に何をするかで決めるのが簡単です。WindowsやMacの標準機能との違いを見ていきます。
保存だけなら標準機能
画面の不具合を担当者へ見せる、数十秒の操作をメモとして残す、といった用途ならOS標準の録画機能が手軽です。新しいソフトを入れずに始められ、アカウント登録も不要な場合があります。
WindowsではXbox Game BarやSnipping Tool、Macでは画面収録の標準機能が利用できます。ただし、OSの版によって対応範囲や操作が異なります。録画対象、マイク、システム音声の可否を事前に確認してください。
録画した動画へ複雑な編集をしないなら、標準機能のほうが工程を減らせます。CapCutを開き、プロジェクトを作り、書き出す必要がないからです。単に画面を保存するだけなら、CapCutを使うこと自体が遠回りになる場合があります。
編集まで行うならCapCut
不要部分を切る、字幕を入れる、音声を聞きやすくする、矢印で操作場所を示す。このような編集が必要ならCapCutの出番です。録画後の素材をそのまま編集へ渡せるため、一連の作業を進めやすくなります。
特に、同じ形式の解説動画を何本も作る場合は、文字の形、字幕の位置、音量などをそろえやすくなります。一度だけの録画では小さな差でも、継続制作では積み重なって効いてくる部分です。
無料機能の範囲で足りるか、有料機能が必要かは作り方によります。字幕や音声調整を頻繁に使い、制作時間を短くしたい場合はPro機能の活用も選択肢になります。まずは無料版で実際の作業手順を試して必要な機能を見極めると無理がありません。
標準録画との併用もできる
録画はOS標準機能、編集はCapCutという使い方もできます。CapCut側で画面録画がうまく動かない場合や、標準機能のショートカットに慣れている場合に便利です。
録画ファイルをCapCutへ読み込み、タイムラインへ配置すれば、カットや字幕などの編集へ進めます。この方法ではファイルの受け渡しが一回増えますが、録画方法を無理に変えずに済みます。
つまり、CapCutだけにこだわる必要はありません。録画の安定性と編集のしやすさを分けて考え、自分の端末で失敗の少ない組み合わせを選んでください。
◆圭のワンポイントアドバイス
私なら、短い証拠映像や操作メモはOS標準機能、公開する解説動画はCapCutという基準で分けます。道具を一つに統一するより、完成させるまでの手数で選ぶほうが効率的です。
画面録画を見やすくするコツ

録画できたことと、伝わる動画になったことは別です。視聴者が迷わず操作を追えるように、収録時と編集時の工夫を押さえましょう。
台本は要点だけ用意する
一字一句を書いた台本を読むと、画面操作とのタイミングがずれやすくなります。そこで、「何を開く」「どこを押す」「結果はどうなる」という要点だけを箇条書きにしておくと話しやすくなります。
冒頭では、動画を見終わると何ができるのかを短く伝えます。そのあとに完成形を一度見せてから手順へ入ると、視聴者は目的地を理解した状態で操作を追えます。
操作名や数値を間違えやすい部分だけは、正確な文を手元へ用意してください。言い直しを減らしながら、読み上げ調になりすぎないバランスを取りやすくなります。
マウスをゆっくり動かす
操作に慣れている人ほど、マウスを素早く動かしがちです。しかし、初めて見る人は、ポインターがどこからどこへ移動したのか分かりません。クリックする場所へ移動したら一瞬止まり、説明してから押します。
不要な円運動や細かな揺れも減らしましょう。マウスの動きは、視聴者の目線を案内する指示棒のようなものです。落ち着いた動きにするだけで、装飾を増やさなくても理解しやすくなります。
小さなボタンを扱う場面では、アプリやブラウザの表示倍率を上げる方法もあります。録画後に大きく拡大するより、元の収録段階で読める状態にしたほうが映像は自然です。
一動画一テーマに絞る
一本の動画へ多くの機能を詰め込むと、必要な部分へたどり着きにくくなります。「画面録画の始め方」「字幕の入れ方」「書き出し設定」のように、目的ごとに分けると視聴者が選びやすくなります。
動画が長くなる場合は、章の切り替わりに見出しを入れます。YouTubeへ公開するなら、概要欄の時間表示を使って目的の箇所へ移動できるようにする方法もあります。
情報量を減らすのではなく、受け取りやすい単位に分ける考え方です。あなたが初めてその操作をするなら、どの時点で一息つきたいでしょうか。その感覚を区切りへ反映すると、見やすい動画になります。
CapCutの画面録画FAQ

最後に、CapCutで画面録画するときに出やすい疑問へ回答します。機能や料金は更新されることがあるため、実際のアプリ画面もあわせて確認してください。
CapCutの画面録画に関するよくある質問(FAQ)
Q1. CapCutの画面録画は無料ですか?
A. 画面録画や基本編集を無料で利用できる場合があります。ただし、一部の素材、効果、AI機能、書き出し設定などは有料プランの対象になる可能性があります。利用できる範囲は版や端末によって変わることがあるため、編集画面のPro表示と契約画面を確認してください。
Q2. PC内部の音とマイクを同時に録音できますか?
A. 利用環境でシステム音声とマイクの両方を選べる場合は、同時収録が可能です。二重音声や反響を防ぐため、イヤホンを使い、本番前に短い試し撮りをしてください。ブラウザ版では共有方法や権限によって音声が入らない場合があります。
Q3. CapCutで画面録画が見つからないのはなぜですか?
A. デスクトップ版とブラウザ版の違い、アプリの版、端末、地域、アカウントなどが影響している可能性があります。ホーム画面だけでなく、新規プロジェクト内のメディアや録画メニューを確認し、アプリを更新してください。それでも表示されない場合は、OS標準機能で録画してCapCutへ読み込む方法があります。
Q4. 録画後に自動で字幕を付けられますか?
A. 編集画面で自動字幕に相当する機能を利用できる場合があります。言語を選び、音声から字幕を生成したあと、固有名詞、数字、操作名を手作業で修正してください。自動生成だけで公開せず、映像を再生しながら全文を見直すことが大切です。
Q5. CapCutとWindowsやMacの録画機能はどちらがおすすめですか?
A. 保存だけならOS標準機能、カット、字幕、音声調整まで行うならCapCutが向いています。CapCutでの録画が安定しない場合は、OS標準機能で収録したファイルをCapCutへ読み込んで編集する使い方もできます。
CapCutで録画と編集をまとめよう
CapCutでは、PC画面の録画からカット、字幕、音声調整、書き出しまでを一つの流れで進められます。操作解説や講座動画のように、収録後の編集が必要な人には使いやすい選択肢です。
録画前には、範囲、マイク、システム音声、通知、保存容量を確認してください。本番前の10秒ほどの試し撮りだけでも、無音や映り込みによるやり直しを減らせます。
編集では、まず不要部分を切り、そのあとに字幕と音声を調整します。装飾を増やすより、文字が読めること、声が聞こえること、操作の流れを追えることを優先しましょう。
ただ画面を保存するだけなら、WindowsやMacの標準録画のほうが簡単です。反対に、録画した素材を人に見せる動画へ仕上げるなら、CapCutで録画から編集までまとめるメリットがあります。無料版で一度短い動画を作り、自分の用途に必要な機能を確かめるところから始めてみてください。

